AIG損保、企業向け火災保険の顧客企業向けに、業界初、赤外線サーモグラフィによる電気系統の危険診断調査サービスを開始
AIG損保は、業界で初めて、企業向け火災保険「企業財産包括保険」の顧客企業向けに、赤外線サーモグラフィを使用した電気系統の危険診断調査サービスを9月30日より開始する。火災時の出火要因は漏電や配線の老朽化などの電気系統によることが少なくなく、被害も大きくなりがちであるにも関わらず、劣化が見えづらいことから対応が遅れがちである。赤外線サーモグラフィの活用で、火災の要因となる部分を可視化し、電気火災リスクの低減に向けたサポートを無料で行う。
◆サービスの内容
「企業財産包括保険」の顧客企業のうち、希望のお客さま※に提供する。事前の資料提出やヒアリングを行った上で、国際規格(ISO18436-7)に基づく診断技術の資格を有する同社の専門調査員が、専用の赤外線サーモグラフィカメラで診断する。機器の使用頻度や、メンテナンス頻度の最終確認を行い、調査は3時間ほどで終了する。その後、1か月程度で、調査実施箇所や調査項目、結果と起こり得るリスク、その改善策をレポートにまとめて提供する。当サービスは無料で提供される。
※ 建物や設置機器の状況により希望に添えない場合もある