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あいおいニッセイ同和損保、【業界初】iDeCo(個人型確定拠出年金)の運営管理手数料を無料に

あいおいニッセイ同和損保は、人生100年時代における資産形成の後押しに向け、同社が提供するiDeCo(個人型確定拠出年金)の口座管理にかかる手数料のうち、iDeCoの運営管理機関が定める運営管理手数料を、2024年6月より損保業界で初めて無料にするとともに、商品ラインナップを追加する。
1.背景
同社は、企業の年金・退職金制度の再構築に向けた対策として、2005年7月からiDeCoの取扱いを開始し、企業型確定拠出年金に加入するお客さまを中心にiDeCoのサービスを提供している。また、昨今は人生100年時代の到来に伴い、長期的な資産形成や資産寿命の延伸が社会課題として認識され、自助努力による資産形成の機運が高まっている。
今般、若年層のお客さまを中心とした資産形成の後押しを行うため、資産残高が100万円以上の方を対象に運営管理手数料を無料にすることとした。
また、お客さまの幅広い運用ニーズに対応するため、外国株式の投資信託を3商品、外国不動産の投資信託を1商品、バランス型の投資信託を3商品の計7商品を追加した。
2.商品・サービスの変更点の概要
(1)運営管理手数料の変更点
対象:iDeCoにおける個人別管理資産額が前月末時点で100万円以上の加入者・運用指図者※100万円未満の場合は月額372円(税込)の運営管理手数料がかかる。
無料となる手数料:口座管理にかかる手数料のうち、iDeCoの運営管理機関(同社)が定める手数料
①運営管理機関(同社)
372円/月(税込)
②国民年金基金連合会
105円/月(税込)
③委託先金融機関
55円/月(税込)
(2)追加する商品ラインナップ
商品名:特長
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド:
・MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円ベース)の動きに連動する投資成果を目指す
eMAXISS&P500インデックス:
・概ね米国の株式市場全体の動きを表すS&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指す
eMAXISNASDAQ100インデックス:
・国のハイテク産業、IT関連銘柄が多いNASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指す
野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け):
・同ファンド1本で日本を含む世界各国のREITに投資できるインデックスファンド
マイバランス30(確定拠出年金向け)/マイバランス50(確定拠出年金向け)/マイバランス70(確定拠出年金向け)
・信託報酬率が低く、国内外の先進国株式・債券に分散投資できるバランス型のパッシブファンド
3.今後の展開
同社は、豊かな人生100年時代の実現に向け、iDeCo加入者の一層の拡大を目指します。今後、長期的な資産形成や資産寿命の延伸という社会課題の解決に向けた取り組みを進めていく。

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