あいおいニッセイ同和損保、【業界初】自動車購入・車検・整備時におけるシームレスな保険加入手続きを実現
あいおいニッセイ同和損保は、自動車購入や車検・整備時における保険加入手続きの負担軽減に向け、自動車に係る商談と保険加入手続きに使用するシステムを連動させ、シームレスに保険手続きが完結できる保険募集スキームを、導入を希望する代理店に2024年8月より提供を開始する。
1.背景
お客さまが自動車を購入、もしくは車検・整備を行う際に、同時に自賠責保険や自動車保険に加入するケースがあるが、自動車販売店・整備工場では自動車に係る商談や契約と、保険募集に使用するシステムが異なっているため、お客さまはシステムごとに出力される書類に、お客さま情報や車両情報を記入する必要がある。
そこで同社は、自動車販売から車検・整備の各工程における商談・見積内容を記録・可視化し、シームレスな商談手続きができるリバイス株式会社(以下、リバイス社)の「Mobicon」に同社の保険募集システムを組み込み、自動車販売・整備業界における保険手続きのDX化を加速させていく。
2.概要
自動車販売や車検・整備に係る手続きに必要な情報を保険募集に使用するシステムに自動的に反映させることで、シームレスに保険契約手続きが完結し、お客さまの保険加入手続きの負担を減らし、利便性向上を実現する。また、Mobiconのデータが連携されるお客さま用アプリ「マイくる」により、商談・見積内容の記録・可視化がされるため、業務品質の向上や不正防止などコンプライアンスの更なる強化・徹底を進める。
3.今後の展開
同社がテレマティクス自動車保険の提供を通じて蓄積した自動車走行データと、リバイスが保有する走行中のエンジンのパフォーマンスや水温、バッテリーなどのコンディションなどの車両関連データを掛け合わせ、透明性のある車両価値の評価システムや、車両の故障リスク低減サービスなどの開発・提供により、誰もが安全・安心なカーライフを送ることができる社会の実現に貢献する。
また、Mobiconとあいおいニッセイ同和損保アプリと連携させることで、お客さま一人ひとりにカスタマイズされたカーライフに関するサービスの提供を検討していく。