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アフラック生命、アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度2021年度の新規奨学生170名を募集

アフラック生命は、今年で26年目を迎える高校生向け「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」の2021年度新規奨学生を2020年11月1日(日)から2021年2月28日(日)まで募集する。
募集人数は小児がん経験者で30名、がん遺児で140名の合計170名である。
同社の社会貢献活動の大きな柱の一つである本奨学金制度は、がんで主たる生計維持者を亡くし、経済的理由から修学の機会が狭められている高校生への支援を目的として、1995年に同社販売代理店組織である「アフラック全国アソシエイツ会」と共同で設立したもので、2014年からは小児がんを患った経験を持つ高校生にまで対象を広げて運営している。
累計の奨学生数は、2020年度の新規奨学生を含め2,978名にのぼっており、累計の奨学金給付額は18億円(2019年度末時点)を超えている。
【参考データ】
■授業料は減少したが、依然として重い教育費負担
・高等学校等就学支援金制度(現行制度)により授業料負担が軽減されたものの、入学金や教材費、通学費などの学校教育費は、公立高校で年間約28万円※1、私立高校で約72万円※1の費用がかかる・一方、2020年度の応募者の家庭環境については母子家庭比率が高く、小児がん経験者奨学金の応募者世帯の約5割、がん遺児奨学金の応募者世帯の約9割が母子家庭の現状である
・また、小児がん経験者奨学金の応募者のうち約4割が治療を継続しており、とくに自宅を離れて大都市圏の病院に入院・通院する場合は、医療費に加え、家族の交通費や宿泊費などより大きな経済的負担を抱えている
■現役奨学生の声(抜粋)~経済的困難から夢をあきらめないために~
・「経済的に恵まれなくても教育の機会を得て欲しいとの想いから、高校生と政治家が語り合うイベント開催などにも取り組んできました。将来は教育格差の是正に取り組みたいと考えており、感謝の気持ちを忘れずに自分の夢に向かって頑張っていきたいと思います。」(がん遺児)
・「退院後も通院があるために進路が決まらず、就職するしかないと考えていましたが、奨学金のおかげで進学を考えることができるようになりました。進学後は色々な知識を身に付けて、将来少しでも人の役に立てるような事に携わりたいと考えています。」(小児がん経験者)※1文部科学省平成30年度「子どもの学習費調査」
同社は「生きる」を創るリーディングカンパニーへの飛躍を目指し、これからもすべてのステークホルダーから信頼される会社であり続けるとともに、がんにまつわる社会的課題の解決に取り組んでいく。

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