経営者との会話で学ぶ“財務力”と“保険提案”
「保険営業パーソンは、財務力を身に付けなければ生き残れない時代になっていく。にもかかわらず、税務と財務を混同し、また、“財務インパクト”や“未来経営”の話ができていない。これらはこれからの法人保険販売の要諦となる」と筆者は指摘します。
“財務インパクト”とは、キーマンの不在が会社の財務に与える影響のことを言い、経営者に万一があった際のことを具体的に想像してもらうことで、保障の必要性に自ら気づいてもらう作業は、個人保険における「ニード喚起」と何ら変わりませんし、同様に、経営計画や事業承継計画などの“未来経営”の話も、個人保険マーケットにおけるライフプランニング作業と何ら変わりありません。もし、この2つについてハードルが高いと感じるならば、それは「財務力」が足りないからです。
この本は、法人生保販売パーフェクトマニュアル「知識編」で紹介した技術・情報・知識を、実際にどのように使えば法人保険の契約を預かることができるのか、社長と保険営業パーソンの会話とその解説という形でわかりやすく説明しています。生命保険提案のための「財務力」とその使い方を、営業現場のナマの状況をいわば追体験しながら学べる、これまでになかった法人保険販売の必携テキストです。