三井住友海上・あいおいニッセイ同和損保、雹災アラートサービスの実証実験を開始
三井住友海上ならびに、あいおいニッセイ同和損保は、6月から、メール等を通じて社員、代理店、保険契約者等へ降雹(こうひょう)を事前に知らせる雹災(ひょうさい)アラートサービスの実証実験を開始する。
MS&ADインシュアランス グループは、雹災に関する知見を高め、アラート機能などのソリューションを開発・提供することで、安心と安全を提供していく。
◆サービス概要
両社が保有する事故データに、気象予測に関する独自のノウハウをもつ協力事業者の気象データや予測技術を掛け合わせることで、降雹発生確率が高いエリアを250メートルメッシュで絞り込む。
降雹発生確率の高いエリアにいるサービス利用者へアラートを配信することで、避難や被害を抑える行動を促す。なお、降雹を予測しアラート配信するサービスは国内初となる。
◆今後の展開
同社グループは、2024年度内に雹災予測アラートのサービス化を目指す。また、雹災予測アラートをリアルタイム被害予測アプリ「cmap」にも搭載するなど、既存サービスの価値向上も追求し、お客さまの幅広いニーズに対応していく。