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MS&ADインシュアランス グループHD、宮城県南三陸町における藻場の再生・拡大へ向けた共同研究を開始

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスと南三陸町、サスティナビリティセンター、鹿島建設は、南三陸町が推進する「いのちめぐるまちプロジェクト」の一環として、生態系の保全、二酸化炭素の吸収源等となる藻場の再生・拡大を目的とする共同研究を開始した。
◆共同研究の内容
(1)概要と役割分担
南三陸町の自然環境活用センターを拠点に、任期付研究員制度を導入して地域に根差した研究・交流を行う南三陸町、持続可能な地域社会を目指したコンサルティングや人財育成に取り組むサスティナビリティセンター、社員ボランティアの派遣や自然を活用したまちづくりに関する知見の交流等により、自然が有する多面的機能の再生と地域課題の解決を支援するMS&ADグループ、地域固有のアマモの遺伝子を保護しながらアマモの藻場を再生する技術を有する鹿島建設が連携する。
共同研究にあたっては、漁業協同組合や住民の皆さんの協力を得て、外部専門家やまちづくりの理念への賛同者と協働しながら、自然を基盤とする地域主体のまちづくりに向けた交流や人材育成のあり方・進め方についても検討を行っていく。
具体的には、
・アマモおよびタチアマモの藻場再生と再生技術の体系化
・藻場再生による生態系の維持・改善およびブルーカーボンの創出
・沿岸域の藻場再生・保全活動に向けた地域住民や地域外ボランティアを対象とした環境学習の実践
(2)目指す姿
南三陸町など4者は、アマモおよびタチアマモの藻場再生と志津川湾の生物多様性保全に向けた実践研究を通じて「いのちめぐるまちづくり」に貢献するとともに、藻場の再生と保全に関する技術や仕組みの体系化を目指す。次段階として、全国各地の海における生物多様性のより良い保全・再生と漁業の活性化、藻場再生による脱炭素社会への貢献に向け、本研究成果の実用化を進める。

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