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メットライフ生命、「2022年サステナビリティレポート」を発行

MetLife,Inc.(NYSE:MET)(以下、メットライフ)は6月29日、「2022年サステナビリティレポート」を発行した。これは、同社がどのようにパーパスを実践し、よりたしかな未来に貢献し、好循環を創造して、お客さま、社員、地域社会、株主に共通の価値をもたらしているかを詳細に紹介するレポートである。
メットライフの事業にとって、サステナビリティは不可欠のものである。同社のサステナビリティ戦略は、国連の持続可能な開発目標を指針としており、同社では、その戦略に従って世界中で有意義な影響を及ぼすことに引き続き尽力している。
メットライフの社長兼最高経営責任者のミシェル・ハラフ氏は、「お客さまとそのご家族、会社、地域社会を守るという私たちのコミットメントは、私たちのパーパスである『ともに歩んでゆく。よりたしかな未来に向けて。』を支えるものであり、よりよい変化をもたらすことを可能にします。同社は、社員のコミットメントと、商品、サービス、運用力を通じて、長期的なサステナビリティのコミットメントを果たしています」と述べている。
メットライフが目指しているのは、急速に変化する世界のニーズを満たし、また2030年までの全社目標として打ち出したダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)および環境に対するコミットメントに向けて前進することである。今年のレポートでは、同社がこれらの目標に向けてどのように前進し、またどのようにより豊かな社会をつくるために貢献しているかを紹介している。例として、以下のような実績が挙げられる。
◼メットライフ財団が行っている経済的インクルージョン、ファイナンシャル・ヘルス、災害に強い地域社会づくりの関連寄付が、2022年には3,790万ドルに達した。
◼環境の回復力と健全性を継続的にサポートするため、温室効果ガス排出量を2019年から49%削減し、2020年以降、約80万本の植樹を行った。また、カーボン・ニュートラルを2016年に米国の保険会社として初めて達成し、以来この状態を維持している。
◼メットライフ・インベストメント・マネジメントの運用する責任投資が2022年末時点で770億ドル超に達した。
◼2022年に8億8,500万ドル近いDEI投資を開始し、2030年までに10億ドルの投資を行うという目標をほぼ達成するまでに至った。
◼お客さまの健康を精神的・身体的・経済的・社会的の各側面から総合的にサポートする「360Health」の提供を2022年にアジア市場で拡大した。
◼社員のフィードバックと体験に基づいて判断される「Great Place to Wor(R)」の認定を8市場で獲得しました。
◼社員による2022年のボランティア時間が延べ10万9,000時間以上に達し、2030年までに80万時間に到達するという目標に近付いた。

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