住友生命、DWSが運用するインフラデットファンドに330億円投資
住友生命は、DWS Alternatives Global Limitedが運用する、欧州インフラ事業への投資を行うインフラデットファンド(以下「本ファンド」)へ約330億円の投資を決定した。
本ファンドは、欧州各国の再生可能エネルギー、エネルギー効率化、低炭素交通網をはじめとしたインフラ事業に投資するインフラデットファンドである。本ファンドの組み入れ対象資産は、国際的な金融業界団体であるLMA※1の基準に合致したグリーンローン※2、またはサステナビリティ・リンク・ローン※3に限定されており、脱炭素化および気候変動対策をはじめとした環境課題の解決に貢献するファンドとなっている。
※1 英国のローンマーケット協会(Loan Market Association)を指す。
※2 資金使途を環境課題解決に資する事業に特定したローンを指す。
※3 ここでは、環境に関するKPI(重要業績評価指標)が設定され、その達成状況に応じて利率が変動する仕組みのローンを指す。
住友生命は、「住友生命グループVision 2030」において、カーボンニュートラル実現に向けた絶え間ない取組みにより地球環境の改善を図ることとしている。本ファンドへの投資はその具体的な取組みの一つとなり、運用収益の向上に加え、SDGs達成への貢献が期待されることから、実行を決定した。
【本ファンドの概要】
ファンド名称 Edelweiss Climate Infra Debt Fund
運用会社 DWS Alternatives Global Limited
投資金額 200百万ユーロ(約330億円)