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明治安田生命、「家計」に関するアンケート調査を実施

明治安田生命は、「家計」に関するアンケート調査を実施した。
主なポイントは次のとおり。
■1.支出について
●9割以上が昨年以上に物価高の影響を実感!対策は「電気をこまめに消す」
・物価高の影響を昨年以上に感じると回答した人は9割以上(93.9%)。物価上昇の波が多くの家計に押し寄せている
・最も影響を感じる費用は「食費」(50.5%)、「光熱費・水道代」(41.4%)と、日々の生活に大きくかかわる項目が大宗を占める結果に
・物価高への対抗策のトップは「電気をこまめに消す」(52.5%)、次いで「エアコンの設定温度を調整する」(39.5%)。一方で、「食卓の品数を減らすようにしている」は15.1%に留まる結果に。小さな節電努力で物価高に対抗するも、日々の食費は削りにくい?
●約4割が支出増!特に負担が増加した項目は「食費」「光熱費・水道代」
・昨年と比べて支出が増えた世帯は約4割(37.5%)。ひと月あたりの増加額は、「食費」が19,661円、「光熱費・水道代」が15,702円
■2.収入について
●昨年より多くの世帯が収入増!賃上げ機運の高まりに期待!
・昨年と比べて収入が増えた世帯は17.8%で、昨年(14.0%)から増加!賃上げの気運の高まりもあり、今後も増加傾向が続く?
●約6割のパート・アルバイトが「年収の壁」で働きたいのに働けない
・パート・アルバイト(自身もしくは配偶者)の人のうち、「今よりもっと働きたい(または配偶者に働いてほしい)」人は約7割(70.7%)。物価高の影響などにより、働いて収入を増やしたいという意欲が上昇!?
・一方、今よりもっと働きたい人のうち、「年収の壁」を理由に働けない人は約6割(58.4%)、「年収の壁」が働く意欲の壁に
■3.貯蓄とおこづかいについて
●貯蓄額は2年連続増加!貯蓄目的のトップは「老後のため」
・世帯の貯蓄額は平均1,478万円で2年連続増加
・貯蓄目的のトップは「老後のため」(62.8%)、次いで「いざという時のため」
(56.6%)と、先行きへの不安が垣間見える結果に
・貯蓄方法の割合は、「銀行預金」が最も多く(74.3%)、「投資」は約2割(19.2%)に留まるなど、投資へのハードルは依然高い!?
●約8割が老後に不安あり
・老後の生活に経済的な不安を感じると回答した人は約8割(81.6%)!特に、30代以上の女性の約9割が不安を感じている
・不安を感じる理由のトップは「十分な金融資産がないから」(61.7%)、次いで「物価高が続くと思うから」(53.9%)と、物価高が老後の不安にも影響か?
●夫のおこづかい2年連続増加!コロナ禍前には届かないものの大幅アップ
・夫のおこづかいは35,552円と昨年から2,117円アップし、2年連続増加
しかし、コロナ禍前(37,774円)には届かず、夫の我慢の日々は続く?
■4.GWについて
●本格的な“脱巣ごもりGW”~GW予算は昨年から約1万円アップ
・今年のGWの過ごし方は、「自宅で過ごす」(41.6%)がトップであるものの、昨年と比較して減少し(△14.4pt)、外出が活発化する傾向に
・また、「国内旅行」が13.7%と、コロナ禍において初めて緊急事態宣言が発出された2020年(3.7%)と比較して約4倍に
・GWの予算は、39,294円と昨年から約1万円(9,750円)アップし、2年連続増加
・一方、「目的地を近場に変更する」(24.7%)や「宿泊先のグレードを下げる」(18.1%)などの予定変更や、「予算を上げざるを得ない」(13.9%)など、GWにも物価高の影響が!外出が活発化するも、ちょっぴり我慢を強いられる?
■5.キャッシュレス決済について
●約9割がキャッシュレス決済を利用!マイナポイントも後押しに?
・クレジットカードやスマホ決済等のキャッシュレス決済を利用する人は約9割(92.3%)!ポイントが付くお得感や利便性が利用を後押し
・マイナポイントをきっかけに新たに利用を開始した決済手段は、「スマホ決済」が約2割(20.2%)でトップ。マイナポイントもキャッシュレス化を後押しか?

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