第一生命、第一生命リアルティ、「第一生命ライフパートナー投資法人」向けソーシャルローンの実行および第三回私募増資・不動産の取得完了
第一生命は、第一生命リアルティが資産運用会社である、第一生命ライフパートナー投資法人(以下「DLPR」)を借入人とするソーシャルローン(以下「本ローン」)に、5億円の融資を実施した。
本ローンは、株式会社日本格付研究所(以下「JCR」)より「ソーシャルローン原則」に準拠している旨の第三者評価を取得しており、JCRにおけるソーシャルローン評価の最上位評価である「Social」が付与されている。
日本国内では高齢者の施設での介護ニーズが高まる一方、ヘルスケア施設等の供給不足が課題となっている。本ローンによって調達された資金は、サービス付き高齢者向け住宅2物件の取得に充当されることから、長期安定的にヘルスケア施設が運営されることを通じて、人々のQOL向上への貢献が期待される。第一生命は今後も引き続き、運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組んでいく。
また、第一生命リアルティは、DLPRの第三回私募増資および本ローン他の借入を通じた不動産(資産規模約240億円、16物件(上記物件含む))の取得が完了した。
DLPRは、今般の物件取得により、運用資産規模は約790億円、48物件になる。DLPRの投資対象である賃貸住宅およびQOL向上アセットは、安定的なアセットクラスとして、国内の機関投資家から好評を得ており、今回の私募増資においても募集を上回る需要となった。今後も東京23区を中心とした優良住宅物件を多数保有する第一生命保険と、賃貸住宅開発力を有する相互住宅の第一生命グループによる物件供給・人財派遣等によるサポートに加えて、第一生命リアルティによる独自の物件ソーシングルートの更なる強化により、2023年を目途に運用資産規模を1,000億円程度に拡大させ、持続的な成長を目指す。