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第一生命等、虎ノ門アルセアタワーのワーカーサポート施設の概要決定

第一生命、日鉄興和不動産、関電不動産開発、東京ガス不動産、九州旅客鉄道及び大成建設(以下、「同グループ」)が保留床取得者として参画する「虎ノ門アルセアタワー」(事業名称:虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業(業務棟)、代表施行者:独立行政法人都市再生機構、実施設計・施工:大成建設株式会社)について、同グループが企画提案するワーカーサポート施設の概要が決定した。
●本事業について
本事業は国際都市にふさわしい高度医療に対応した虎の門病院をはじめ、防災・災害対応機能、緑道や広場を備えた複合市街地整備を目的とした第一種市街地再開発事業であり、都市再生特別地区の認定を受けている。
近接する赤坂インターシティAIRや虎ノ門ヒルズステーションタワーとデッキで接続され、歩行者・自動車の交通ネットワークの改善にも寄与していく。虎ノ門アルセアタワー周辺は大使館や外資系企業が多く国際色豊かなエリアであり、近年大規模な都市開発が進み、さらなる発展が期待されている。多様性あふれるこのエリアにふさわしいオフィスビルとして、入居されるテナントをはじめ建物を訪れるすべての人に対し、多様な働き方やリフレッシュの場を提供することを通じて、QWL(Quality of WorkLife)をサポートする。
私たちは働き方が多様化する今だからこそ、ワークスタイルの柔軟性に応えるサポ-ト施設の充実が重要と考えている。この建物で働く人一人ひとりのパフォ-マンスを最大限に引き出し、集う人すべてがワクワクしながら働きがいを見つけていける場所の創出を目指し、近隣施設(赤坂インターシティAIR、The Okura Tokyo等)との連携も図りながら、利便性の高いワーカーサポート施設を計画した。具体的には、充実したオフィス環境を提供するシェアオフィス/コンファレンス/フィットネス・バイクステーション(予約制駐輪場)/コンシェルジュからなる「ビジネスセンター」(1~3階)、ワーカーや訪れる方の昼夜のニーズに対応する「商業エリア」(1~2階)、ワーカーのリフレッシュや懇親などに活用できる「スカイラウンジ」(22階)を設け、来館者や働く人一人ひとりのQWLをサポートしていく。
■計画概要
建物名称 虎ノ門アルセアタワー(虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業業務棟)
所在地 東京都港区虎ノ門二丁目105番
主要用途 事務所、店舗、業務・生活支援施設、駐車場
敷地面積 約22,500m2(約6,800坪)
延床面積 約180,700m2(約54,600坪)
階数 地上38階・地下2階
建物高さ 約180m
構造 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)
基本設計 日本設計・三菱地所設計共同企業体
実施設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
施工 大成建設株式会社
工事監理 日本設計・三菱地所設計共同企業体
着工 2020年9月
竣工 2025年2月(予定)
■オフィス貸室概要
対象フロア
16~37階(22フロア)
<所有者>
22~37階:保留床取得部分
21階:一般社団法人共同通信社
16~20階:株式会社共同通信会館
総貸室面積 約73,000m2(約22,000坪)
基準階貸室面積 約3,300~3,500m2(約1,000坪~1,050坪)
基準階天井高 2,900mm(16階・22階・30階は3,000mm)
基準階 OA床100mm(17~21階・29階は150mm、16階・30階は300mm)
コンセント容量 60VA/m2
受電方式 22KV特別高圧3回線スポットネットワーク方式
空調熱源方式 DHC(地域冷暖房)、ガスコージェネレーションシステム

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