三井住友海上、アドバンスクラブとドコモ「防災及び災害対処活動に関する相互協力協定」を締結
アドバンスクラブ※1、三井住友海上、およびNTTドコモは、「防災及び
災害対処活動に関する相互協力協定」(以下、「本協定」)を締結した。
アドバンスクラブは三井住友海上がサポートする自動車整備業代理店組織で、全国の2,000か所を超える自動車整備工場が会員として所属している。 本協定に基づき三者は、アドバンスクラブ会員が保有するカーバッテリーを活用し、万が一の災害時にスマートフォンや携帯電話を充電できる体制を整備することで、地域住民の皆さまへの安心と安全の提供をめざす。
<相互協力の主な内容>
災害発生時に、全国各地のアドバンスクラブ会員の各店舗※2にあるカーバッテリーを活用しスマートフォンや携帯電話の充電が行える災害時充電サービスを提供する。インバーターを経由してドコモが提供する災害対応充電
器「マルチチャージャ※3」に接続することで、一度に10台の充電が可能となる。
大規模な災害発生時においては、スマートフォンや携帯電話は情報収集や情報伝達の生命線となるため、災害時の電源確保は地域継続計画(DCP)※4における重要課題の一つになっている。三者は、地域の防災に向けた取り組みへの貢献を目的として、それぞれの資源や強みを活かし、地域の防災に資する取り組みを推進することとした。
※1 アドバンスクラブは、三井住友海上がサポートする業界トップレベルの自動車整備業代理店組織である。会員企業の経営の安定と健全な発展をめざすとともに、お客さまの豊かなカーライフの創造と社会の発展に貢献し、会員相互の啓発および親睦を図ることを目的としている。
※2 災害時充電サービスの開設場所については、アドバンスクラブホームページなどで案内予定。
※3 マルチチャージャはドコモ以外の他キャリアを含めて全機種の充電が可能。
※4 地域継続計画(DCP:District Continuity Plan)とは、被災時に優先して復旧するべき箇所や、あらかじめハード対策を講じておくべき箇所を事前に地域で合意形成のうえ決定し、発災直後から各組織が戦略的に行動できる指針となるよう定めておく計画である。