シンニチ保険WEB

MS&ADホールディングス、東京大学と芝浦工業大学との気候変動研究プロジェクトを開始

MS&ADホールディングス、MS&ADインターリスク総研株式会社と東京大学、 芝浦工業大学は、「気候変動による洪水リスクの大規模評価(LaRC-FloodTM)」プロジェクトを5月16日から開始した。また、プロジェクトの一環として「気候変動による洪水頻度変化予測マップ」を同日より一般公開する。
【研究の背景】
近年、世界の平均地表気温は上昇しており、産業革命前と比較して1℃程度高いレベルに達している。今後、気候変動がさらに進行することにより、世界的に洪水リスクが高まり、企業経営にも大きな影響を及ぼす可能性がある。
MS&ADインシュアランスグループでは、保険会社として自然災害への対応と防災減災への取組を推進している。特に、気候変動に関しては、長年グループ全体で取り組んできた課題であり、未来のあるべき社会の実現に向けて、産官学連携を通じた社会的課題への解決に注力している。
一方、芝浦工業大学工学部の平林由希子教授、東京大学生産技術研究所の山崎大准教授は、2013年に将来の世界の洪水リスクの変化を推計し、「気候変動に関する政府間パネル第5次報告書(IPCC-AR5)」においてその成果が紹介されるなど、本分野について多数の実績を有している。
そして、同日から開始した本プロジェクトでは、四者が共同で、気候変動による洪水リスクへの影響評価の研究および研究成果の社会への還元を目指し、以下の取組みから着手する計画としている。
【プロジェクト概要】
①「気候変動による洪水頻度変化予測マップ」の一般公開
前述の平林教授、山崎准教授等による2013年の研究1について、このたび企業担当者などが気候変動リスクを把握するための参考情報として、その成果をweb-GIS(地理情報システム)で閲覧できるようにし、以下のサイトで公開した。
http://www.irric.co.jp/LaRC-Flood
②洪水に対する温暖化の影響の定量的評価研究
気候変動と洪水リスクの関係を明らかにすることを目的とし、アジアの大河川を対象に、過去の洪水の発生確率に関する温暖化の影響を広域かつ定量的に評価する。本研究はMS&ADインターリスク総研株式会社、東京大学及び芝浦工業大学の三者によって既に進行中である。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

SOMPOホールディングス、文部科学省「気候変動適応技術社会実装プログラム」に民間企業として初参画

生保

メットライフ生命、理化学研究所設立の「保険イノベーション創出研究会」に参画 を発表

生保

日本生命、保険イノベーション創出研究会への参画を発表

生保

アフラック生命、「保険イノベーション創出研究会」への参画を発表

損保協会・団体

損保協会と損保総研、2018年度(第28回)日本国際保険学校(ISJ)上級コースを開講

生保

SBI生命、臨床研究対象患者数が定員に達する見込みのため受付を終了

損保

損保ジャパン日本興亜、セキュリティインシデントの発生率と損害額を定量化するサイバーリスク診断手法の開発

損保

MS&ADインシュアランスグループホールディングス、自己株式取得に係る事項の決定

損保

三井住友海上、AIを活用した保証信用保険の引受業務における実証実験を開始

損保

あいおいニッセイ同和損保、自動運転デモンストレーションを実施