アニコム損保、「N-NOSE(R)わんちゃん」利用後のがん診療に関する長期追跡調査を実施
アニコム損保は、株式会社HIROTSUバイオサイエンスが販売する愛犬向けがんリスク検査「N-NOSE(R)わんちゃん」利用後のがん診療に関する長期追跡調査を実施した。
両社は2024年2月、「N-NOSE(R)わんちゃん」利用後のがん診療について追跡調査を実施し、その結果を公表し、その後、保険金請求データの蓄積が進んだことから、今回あらためて追跡調査を実施したもの。
■長期追跡調査の概要
対象:「N-NOSE(R)わんちゃん」を利用したアニコム損保契約どうぶつ
分析対象:犬1,180頭
主解析:結果開示後6か月以上、保険金請求データを追跡可能であった症例を対象に、新規がん治療推定率を算出
評価指標:新規がん治療推定率
解析方法:保険金請求データから腫瘍(悪性腫瘍疑いを含む)関連請求を抽出し、結果開示前から継続して治療していたと考えられる症例を除外したうえで、新規にがん治療を開始したと推定される症例を集計
■主な結果
1.高リスク判定群は低リスク判定群の約4倍
新規がん治療推定率は、低リスク判定群(A~C判定)が1.6%、高リスク判定群(D・E判定)が6.9%となり、約4倍だった。
2.判定リスクに応じた段階的な傾向を確認
E判定群では、新規にがん治療を開始したと推定された7件(14.0%)について確認したところ、いずれも同社の保険金請求データ上、結果開示前の腫瘍治療歴は確認されなかった。このため、本調査の定義上、新規にがん治療を開始したと推定された。
また、判定別の新規がん治療推定率を確認したところ、A判定からE判定に向かうにつれて新規がん治療推定率も上昇する傾向が確認された。
※本調査は、保険金請求データを用いた後ろ向き観察研究であり、N-NOSE(R)わんちゃんの利用や判定結果と、その後の腫瘍関連治療との因果関係を示すものではない。また、保険金請求データで把握できる診療情報に基づくため、すべての診療歴を反映するものではない。
同社は、保険金請求データを活用し、「N-NOSE(R)わんちゃん」利用後にどのような診療や治療が行われたのかについて、長期的な分析・検証を進めている。
保険金請求データを通じて契約どうぶつの診療情報を継続的に分析できる特性を活かし、検査、予防、診療の連携が、どうぶつの健康寿命延伸にどのように寄与し得るのかについて、引き続き知見の蓄積を進めていく。
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