第一生命、丸紅と佐賀県鳥栖市物流施設へ共同投資
第一生命と、丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、株式会社ecoプロパティーズ(以下「ecoプロパティーズ」)がアセットマネジメント業務を行う佐賀県鳥栖市における物流施設の開発事業(以下、「本事業」)に対し、約100億円(2社合計)の共同投資を行うことを決定した。
本事業の対象となる土地は、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道が交差する「鳥栖ジャンクション」に近接し、福岡市中心部を始め、九州地方の各所へのアクセスが良好なエリアに位置している。また、博多港、福岡空港などの物流ハブや、半導体関連企業の誘致で注目を集めている熊本などの近隣都市を結んでおり、立地優位性を備えている。
国内の物流業界では、「2024年問題」が課題となるなど、物流全体の効率的なオペレーションの構築・配送拠点の整備等の対応が求められている。こうしたなか、本施設を使用予定の事業者は、保有する物流拠点を本施設に集約することで、輸送網の効率化や、輸送に係る環境負荷の軽減を計画している。
第一生命および丸紅は、物流のオペレーション効率化による人手不足の解消や、輸送にかかる排気ガス(CO2等)の削減による環境負荷軽減に繋がることを期待している。