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三井住友海上プライマリー生命、資産形成・運用型の生命保険商品『AHARA』を開発

三井住友海上プライマリー生命は、みんなの銀行がBaaS※1事業として外部提供を開始する新たなAPIを活用し、スマートフォンで全ての手続きが完結できる日本初※2の資産形成・運用型の生命保険商品『AHARA(アハラ)』を開発した。同商品は変額年金保険とスマートフォンによる手続きを組み合わせ、現役世代が抱える子育てや年金など「お金」に対する漠然とした不安を解決する新たな資産形成商品として、5月の販売開始を予定している。
※ AHARA(アハラ):「“資産(Asset)”形成が多くの人に“喜び(Chara:ギリシャ語)”を与えるように」の意味を込めた造語。
プライマリー生命は、国内初のデジタルバンクであるみんなの銀行のミッション「みんなに価値あるつながりを。」に共感し、お客さまへの新たな体験価値の提供を目指して、みんなの銀行のAPIを活用した新サービスの共創について基本合意を締結のうえ両社で検討を進めてきた。
今般、みんなの銀行が新たに開発した参照系API/更新系API※3を活用することで、「お客さまに負担いただく費用を低く抑え、運用成果が追求できる商品設計」「スマートフォンによるフリクションレス※4な保険申込み」を実現することが可能となった。
従来、資産形成・運用型の生命保険商品は対面での契約が必要であったが、『AHARA(アハラ)』は申込み手続きだけでなく契約内容の確認・変更、保険料の追加積立てなど、全ての手続きをスマートフォンで完結することができるため、「資産形成を気軽にはじめたい」というお客さまニーズに応えることができる。
※1 BaaSとは「Banking as a Service」の略称で、APIを通じて銀行の機能・サービス自体を、いわば「クラウドサービス」として提供するビジネスモデルのことである。デジタル化の進展により、銀行業界(Banking)に限らず、様々な業界で”●● as a Service”として提唱されている概念である。
※2 『AHARA(アハラ)』は市場リスクを有する生命保険商品(特定保険契約)である。特定保険契約の申込みから契約成立までをネット完結できる商品は日本初となる(2023年3月時点。プライマリー生命調べ)。
※3 参照系APIとは、利用者がサービス提携事業者のアプリケーションを通じて利用者自身の預金口座残高や取引明細等の各種データを参照することのできる仕組みのことをいう。更新系APIとは、利用者がサービス提携事業者のアプリケーションを通じて、自身の口座から振替による支払を行うなど、各種データを作成・更新することのできる仕組みのことをいう。
※4 保険申込みにおいてフリクションレス(摩擦や抵抗がない)とは、操作の一連の流れを分断するような手続き中の各種書類の取寄せ・提出等もなくスムーズに完結できることをいう。
◆『AHARA(アハラ)』の特徴
<保険による資産形成>
・保険料は500円から(申込時、積立時ともに)加入して積み立てることができる。
・保険料の追加積立は、毎月の指定日でも任意のタイミングでも自由に行うことができる。
・積み立てた保険料は国内外の株や債券等に投資する7種類の投資信託の中から1%単位で自由に組み合わせて運用することができる。
・所得税の生命保険料控除(一般の生命保険料控除)の対象となる※5。
<デジタル活用による効果>
・保険申込みだけでなく、契約内容の確認・変更、保険料の追加積立も全てスマートフォンのみで完結することができる。
・みんなの銀行のAPI活用や手続きのデジタル化により、お客さま負担の手数料を低く抑えている。
・保険料の口座振替をみんなの銀行の口座から行うことで、本人確認書類を撮影・提出せずに申込みできる。※6
※5 税制上の取扱いは2023年3月現在の税制に基づくもので、将来変更される可能性がある。なお、個別の税務取扱いについては所轄の税務署もしくは税理士等に確認ください。
※6 保険料の口座振替はみんなの銀行以外から行うことはできない。

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