富国生命、芙蓉総合リースが発行する「サステナビリティ・リンク・ボンド」へ投資
富国生命は、芙蓉総合リースが発行するサステナビリティ・リンク・ボンドへの投資を決定した。
「サステナビリティ・リンク・ボンド」とは、あらかじめ定められたサステナビリティ/ESGの目標を達成するかどうかによって条件が変化する債券のことを指す。発行体があらかじめ定めた重要な評価指標とサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、SPTs)によって評価され、発行体にSPTs達成に向けた動機付けを与える債券である。
本債券の発行条件と連動するSPTsとしては「2024年7月までにグループ消費電力の再生可能エネルギー使用率50%以上」および「2024年7月までに『芙蓉再エネ100宣言・サポートプログラム注1』および『芙蓉ゼロカーボンシティ・サポートプログラム注2』の累計取扱額50億円以上」を設定している。投資を通じて芙蓉総合リースのSPTs達成に向けた取組みを支援することで、再生エネルギーの活用やCO2削減に向けた取組みが推進され、国連の持続可能な開発目標(SDGs)注3の達成にも貢献するものである。
<本債券の概要>
銘柄 :芙蓉総合リース第27回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティ・リンク・ボンド)
年限 :7年
発行総額:100億円
利率 :0.38%
格付 :A(格付け情報センター)
受渡日 :2020年12月24日
償還日 :2027年12月24日
注1:「RE100」および「再エネ100宣言RE Action」参加企業を対象とした優遇ファイナンスプログラム
※RE100:世界で影響力のある企業、事業で使用する電力の再生可能エネルギー100%化にコミットする協働イニシアティブ
注2:環境省が推進する「ゼロカーボンシティ」の取組みをあと押しすることを目的としたファイナンスプログラム
注3:持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲット