ジェイアイ傷害火災、2024年度 災害不安に関するアンケートレポートを実施
ジェイアイ傷害火災は、人々が災害のリスクを認識し、必要な対策を検討することを目的として、防災の日にあわせて各地域・年代の人々に不安に思う災害についてアンケートを実施した。
結果サマリー:
①災害で失うことに不安を感じる1位は「自身の生命や健康」
「自身の生命や健康」に続いて、「家族・知人の生命や健康」、「家・家財・車などの財産」が僅差で2位、3位という結果になっている。また積極的に防災に取り組んでいる人でも「写真・ビデオ・使い慣れた用具」「ペットの生命や健康」「仕事や地域での役割」への不安は大きく、防災の取組みを難しいと感じていることが分かった。
②防災の取り組み1位は「食料や飲料水などの備蓄」、入手したい情報1位は「安否確認方法」
「既に行っている」または「今後行いたいと考えている」防災の取り組みの1位は「食料や飲料水などの備蓄等」で3割超の方が既に取り組んでいる。今後入手したい情報の1位は「家族などの安否確認方法」で30.6%となっている。
③防災の取り組みが難しい理由1位は「災害がいつ来るかわからないので、緊張感を保てない」
防災に十分に取り組めていない回答は78.2%と高い割合になっている。なお、災害への不安を高く感じている層であっても6~7割の方は取り組みが進んでおらず、不安が行動に必ずしも結びついていない結果となった。
④保険に対する不安1位は「補償内容・範囲がよくわからない」
何らかの不安があると回答した方は66.4%にのぼり、保険に加入している方も含めても保険金支払いや補償内容などについては不安を感じている方が多い結果となった。
3. 調査概要:
①サンプル数:1,000名
②対象:20代~60代 各200名を以下の全国10地域において人口比で設定
北海道、東北、北関東・甲信、南関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄
③方法:インターネット調査
④期間:2024年7月4日~7月7日
⑤設問:10問(上位表示の項目に回答が偏らないよう質問時に項目をランダムに表示)