SOMPO環境財団、「令和5年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞
SOMPO環境財団は、『「市民のための環境公開講座」、インドネシアでの「CSOラーニング制度」を通じた気候変動への取り組み』が評価され、環境省が主催する2023年度の「気候変動アクション環境大臣表彰」(普及・促進部門)を受賞した。
1.気候変動アクション環境大臣表彰について
気候変動アクション環境大臣表彰は、環境省が地球温暖化防止対策を推進する一環として1998年度に開始した、気候変動の緩和および適応に顕著な功績のあった個人・団体をたたえる制度である。
普及・促進部門においては、気候変動への適応に関する普及・促進活動、気候変動の影響等に関する情報の発信や市民、企業内における教育・普及・啓発・持続可能な未来に向けた価値観、行動、ライフスタイルの変容等継続的な取組みを表彰している。
2.「市民のための環境公開講座」「インドネシアでの「CSOラーニング制度」」の概要
【市民のための環境公開講座】
・市民の皆様が環境問題への理解を深め、課題解決に向けて行動することを目指している
・1993年から公益社団法人日本環境教育フォーラム、SOMPOホールディングスと3者共催で開催(企業、NPOの協働の先駆的な取り組み)
・環境分野の専門家および企業、スタートアップ、実践者などの講師に招聘
・特別講座1回および通常講座9回を無料のオンライン講座で開催し、開始以来累計約4万人が受講
【インドネシアでのCSOラーニング制度】
・2019年から急速な経済発展とともに環境問題が深刻化しているインドネシアで「NGO Learning Internship Programin Indonesia」として実施
・インドネシアの大学生・大学院生をジャカルタおよびボゴールに所在する環境NGOへ有償で8か月間派遣
・第5期103名が修了
・現地政府とも連携しながらインドネシアの環境問題解決に貢献する次世代のリーダーを育成
3.今後について
SOMPOグループでは、「“安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」という「SOMPOのパーパス」の実現に向け、今後も多様なプログラムを通じた環境人材の育成により、社会のトランスフォーメーションに貢献する「SOMPO気候変動アクション」を実践していく。