三井住友海上、Lv.4自動運転トラック輸送の事業化を目指すT2と資本業務提携
三井住友海上は、日本初のLv.4自動運転トラックによる幹線輸送の事業化を目指す株式会社T2(以下「T2」)と9月中に資本業務提携を行う。
1.背景
モビリティ産業は、「CASE」「MaaS」に代表されるように「100年に一度」とも称される変革期を迎えており、自動運転車の社会実装が近い将来見込まれている。
T2は自動運転トラックによる幹線輸送の走行実証に成功しており、物流業界が抱えるドライバー不足という深刻な社会課題解決を目指している。
2.同社のねらい
T2との協業により自動運転技術の知見を深め、自動運転を取り巻く潜在的なリスクを把握し、新たな保険商品・サービス開発に取り組むことで、T2のLv.4自動運転トラックによる物流インフラの構築や、物流業界が抱える課題解決を支援していく。
<参考>T2の概要
名称 株式会社T2
所在地 千葉県市川市二俣新町21番地2グッドマン市川4階
代表者 下村正樹
設立 2022年8月30日
主要株主 三井物産株式会社、株式会社PreferredNetworks、三菱地所株式会社等
事業内容 自動運転システムの開発および、同システムを活用した幹線輸送サービス