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アニコム ホールディングス、動物医療の発展に向けて再生医療等分野で業務提携開始

アニコム ホールディングスとヒト再生医療関連事業を展開するセルソースは、動物医療における再生医療等関連事業の拡大を目的とした業務提携を開始した。
アニコム ホールディングスとセルソースは今後、動物医療領域での血液加工技術等を利用した治療法をはじめとする再生医療等関連事業の拡大を目指していく。本業務提携では、アニコムの動物病院ネットワーク、動物の再生医療分野における実績および保険データといった動物医療領域での知見・リソースと、セルソースのもつヒト再生医療分野での独自技術・知見・リソースを組み合わせ、動物医療の更なる発展を目指す。
◆本業務提携による具体的な取り組み
アニコムとセルソースでは、以下の業務を協力して推進していく。
(1)血液加工技術等を利用した動物向け治療法の開発
(2)動物向け次世代再生医療の検討および開発 等
具体的には、まずイヌ由来の血液加工技術等の確立と、当該技術の実用化・普及を目指す。さらには、血液加工技術等を利用した治療方法以外の次世代再生医療技術の開発や、高度先進医療に対応した保険開発も検討していく。
◆動物医療における血液由来成分を用いた治療法の課題と展望
現在、一部の動物医療機関では、動物向けの血液由来成分を用いた治療法として『PRP療法』が行われている。PRP(多血小板血漿)とは、血液中の血小板を濃縮したものである。PRPには血小板から放出される種々の成長因子等が含まれており、関節炎や創傷部位等の局所に投与することで、組織の修復や機能改善といった様々な効果が期待されている。
ただし「採血したその場で血液を加工し、PRPを作製する」必要があったことから、動物医療機関での手間が非常にかかるとともに、自家投与(自分の血液を使う)が基本であるためにPRPの品質が当該動物の状態に依存してしまい、望まれる効果が得られないこともある。
一方、セルソースがヒト医療向けサービスにて提供している血液加工技術は、PRPからさらに成分の濃度を高め、フリーズドライ加工によって室温での長期保存を可能にするものである。そのため、本業務提携により動物医療への当該技術を応用し、新たな治療法の開発・製品化が進めば、動物医療機関で一定の効果が期待できる品質を担保した上での他家投与(他の個体の血液を使う)も可能になり、治療の選択肢や利便性を向上させることができると考えられる。
より多くのペットや家族、動物医療機関にとって、新たな選択肢として検討できる治療法にもなり得ると考えている。

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