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損保ジャパン、日整連「キープ the モータース保険」の販売開始

損保ジャパンと日本自動車整備振興会連合会(以下「日整連」)は、各自動車整備振興会の会員事業者を対象に、11月から財物リスクと休業リスクを補償する「キープ the モータース保険」の販売を開始する。
近年、台風・集中豪雨・落雷・大雪等、全国各地で多発する自然災害により、事業活動が止まった際の経営上の損失やビジネスチャンスを逃すリスクが大きくなっている。同時にBCPの重要性も高まっているが、中小企業のBCP策定率は14.7%※と低位にとどまっている。
日整連は、自動車整備事業者向けの「BCP(事業継続計画)マニュアル」を公式HPで2021年6月1日から公開している。そして、この度、被災時の事業継続における資金面の対策として、「キープthe モータース保険」を新たに発売することとなった。
※参考データ:帝国データバンク「事業継続計画(BCP)に対する企業の意識調査(2021年)」◆日整連「キープ the モータース保険」の概要
財物リスク(機械設備等の補償)と休業リスク(休業損失の補償)の2つのリスクに対する補償がセットになった保険である。自然災害を含む多様なリスクに対し、充実した補償を日整連のスケールメリットを活かした手ごろな掛金で提供する。
(1)補償内容
【機械設備等の補償】
自社所有の機械設備・什器等や商品・製品等に損害が生じた場合、1,000万円を限度に保険金を支払う。
【休業損失の補償】
自社の建物、財物等に損害が生じた結果、自社の営業が休止または阻害されたために生じた損失に対し、1,000万円を限度に保険金を支払われる。
(2)付帯サービス
被災時の早期事業復旧をサポートする「被災設備修復サービス」が無料で付帯される。
(3)簡単な加入方法
自動車整備業含む自社の総売上高の区分を選択するのみで加入できる簡単な方式を導入した。
また、保険期間中の変更手続きも最小限である。
(4)販売開始時期
2021年11月1日(保険始期は2022年1月1日)
(5)取扱代理店
一般財団法人全国中小企業共済財団

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