損保険ジャパン日本興亜、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館の移転および「SOMPO美術館」を開館
Tag:顧客サービス
損保険ジャパン日本興亜は現在新宿本社ビル42階に所在する「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」(以下「現美術館」)を本社ビル敷地内に建築中の新たな美術館棟へ移転し、2020年5月28日に「SOMPO美術館」として開館することとした。
現美術館は1976年に開館し、43年の歴史を重ねてきた。SOMPO美術館は、引き続き、新宿から世界へ芸術文化を情報発信し、新たなアートランドマークとして地域の発展に一層貢献していく。
1.名称および新マーク・ロゴ
(1)名称
SOMPO美術館(英字SompoMuseumofArt)
(2)新マーク・ロゴ
https://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2019/20190730_1.pdf
現美術館は、東郷青児の作品約240点を収蔵しており、このマークはその中の一点「超現実派の散歩」をモチーフにしたものである。優れた美術作品と出会ったとき、人は心が解放され、作品世界で遊ぶような感覚を覚える。この作品の「散歩する人」はそうした心の自由を表している。
2.SOMPO美術館の概要
(1)建物
本社ビルとの調和を意識したやわらかな曲線をモチーフとした外観デザインである。
建築面積:576.37㎡
延床面積:3,955.65㎡
高さ:39.9m
階数:地上6階地下1階
構造:鉄筋コンクリート造
施工:大成・清水・鴻池建設共同企業体
設計:大成建設株式会社一級建築士事務所
監修:株式会社松下・樋口・翠建築研究室
展示室デザイン:株式会社丹青社
(2)館内
一つひとつの作品とじっくり向き合える展示室(3~5階展示室)や美術鑑賞の余韻を楽しめる居心地のよい空間(2階ミュージアムショップ&休憩スペース)で、来館するお客さまへ心豊かになる時間を提供する。
■3~5階:展示室
・総展示室面積:約755㎡
・天井高:4m
■2階:ミュージアム
ショップ&休憩スペース
■1階:エントランス
3.開館記念展
新しい門出を迎えるにあたり、新美術館の建物と空間を披露するため、普段見ることができる機会の少ない収蔵品を一堂に展示する。ゴッホの《ひまわり》の常設展示のほか、春と夏の2期で大幅に展示内容を入れ替え、ゴーギャンなどによるフランス近代絵画、美術館にゆかりのある画家東郷青児の作品と関連資料、日本美術界の重要な画家や若手作家による作品を紹介する。
■開館記念展Ⅰ珠玉のコレクション2020年5月28日(木)~7月5日(日)
■開館記念展Ⅱ秘蔵の東郷青児2020年7月18日(土)~9月4日(金)
4.今後の予定
2020年10月からゴッホに関する特別展を開催予定である。詳細は、2019年10月に発表予定。