損保協会、「チャレンジ・ザ・交通安全」で高齢者事故防止呼びかけ
損保協会は2019年7月18日(木)に札幌市のシャトレーゼガトーキングダムサッポロで開催された「チャレンジ・ザ・交通安全」で、高齢者交通事故防止を啓発した。当日は、約200名がイベントに参加した。
同協会のブースでは、札幌方面北警察署と連携し、器具を使い、夜光反射材の効果を実感したうえで、夜光反射材を配布した。同協会では今年度、株式会社ポケモンと連携したピカチュウ反射リストバンドを作成しており、参加者からは「孫が興味を持つピカチュウを見せながら説明できるので、一緒に交通事故防止に向けた注意を払うよいきっかけになる」との感想が寄せられた。
また、主催者・来賓挨拶の後に参加者全体に向けて、2019年6月からインターネット上で公開している北海道内の「高齢者事故多発地点マップ」を紹介した。
今回で14回目となる本イベントは、札幌地区トラック協会札幌北支部と札幌方面北警察署が主催し、交通事故ゼロの社会の実現に向け、特に交通事故に遭いやすい高齢者に対し交通安全を呼びかけることを目的として開催されたものである。
北海道警察によれば、2018年の北海道の交通事故死者のうち65歳以上の高齢者は56.0%を占め、前年より4.6%増加している。また、75歳以上の高齢者は全体の36.2%を占めている。
同支部では、今後も北海道内の関係機関・団体などと連携し、高齢者の交通事故防止に向けた普及啓発に取り組んでいく。