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au損保、自転車の盗難に関する被害調査を実施

au損保は、スポーツバイク専門メディア「Cyclesports.jp」を運営する株式会社八重洲出版と、、自転車の盗難被害に遭われたことがある321名に、被害に関する調査を実施した。近年、趣味として人気が高まり、各地で多くのイベントも開催されるなど、スポーツバイクマーケットは拡大している。しかし、悲しいことにその盗難被害は後を絶たない。
そこで、両社は盗難被害の実態を明らかにし、盗難被害のない世の中を目指すべく、本調査結果をまとめ公表することとした。
1.調査概要
調査対象:自転車本体やパーツの盗難被害に遭われたことがある人
サンプル:321名
調査方法:インターネット調査
実施時期:2018年6月28日~7月8日
2.調査項目
(1)どんな人が被害にあっているのか
(2)被害にあいやすい場所と時間帯
(3)何を盗難されているのか
(4)探し方と発見率
3.おもな調査結果(一部内容を抜粋)
(1)どんな人が被害にあっているのか
■スポーツバイク歴は関係ない!
被害経験者のうち66%は、スポーツバイク歴5年以上。そのうち5人に1人は2回以上も被害にあっている。ベテラン=盗まれないということではない。
被害金額は10万円未満が69%となっており、高価な自転車やパーツだけが狙われるというわけではない。また驚くべきは、85%の人がカギをかけているにも関わらず、被害に遭っている。
(2)被害にあいやすい場所と時間帯
■自宅敷地内でも油断禁物!
「被害にあった場所」
・コンビニやカフェ、レストランなどの立ち寄り先:42%
・自宅敷地内:22%
・イベント会場:6%
・その他:30%
自宅で被害に遭った人の21%が未施錠という結果。全体の未施錠率が15%であることと比較すると、自宅敷地内では油断しがちなのかもしない。
■夕方以降に注意!
自転車本体の盗難は、暗くなって犯行が目立ちにくい夕方以降の時間帯に多く発生している。パーツは日中に盗難被害にあいやすい傾向がある。
(3)何を盗難されているのか
■外して持ち歩くしかない!?ライトも盗難の対象に。
特にイベント会場では要注意。
イベント会場での盗難比率は、60%(自転車本体):40%(パーツ)と近い割合になっている。
【被害にあいやすいパーツ】
・ライト:45%
・サイクルコンピューター:17%
・サドル・シートポスト:13%
・ホイール:4%
・その他:22%
イベント会場での盗難被害については、パーツの盗難率(63%)が高い。サイクリストばかりだからと安心しすぎないよう、警戒する必要がある。
(4)探し方と発見率
■被害にあったら、戻ってこない!?
発見率は自転車本体で21%。パーツに至っては、わずか2%
発見できた人のうち63%は、1か月以内に発見
「探したか?」
・探した:55%
・探してない:45%
「発見までの期間」
・~1か月:63%
・2~3カ月:14%
・7~12か月:7%
・1年以上:16%
「捜索方法別の発見率」
●行った
①SNSでの呼びかけ:8%
②オークションサイトなどの監視:16%
③警察への被害届提出:18%
●行ってない
①SNSでの呼びかけ:15%
②オークションサイトなどの監視:6%
③警察への被害届提出:10%
捜索方法別の発見率を見てみると、SNSでの呼びかけはあまり効果がないようだが、オークションサイト等を監視して発見につながったケースもあるようである。特に、警察への被害届の提出は、直接発見につながるきっかけにもなるようである。
近年、SNSの普及などから自力で探す手段も増えていますが、発見に至る確率はとても低いことが明らかになった。大切な愛車を守るために、少しの時間でも目を離す際は「常に盗難のリスクと背中合わせであること」を意識していく。

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