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三井住友海上が第2回「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」最優秀賞(厚生労働大臣賞)を受賞

三井住友海上は、今般、厚生労働省が主催する「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」において、最優秀賞(厚生労働大臣賞)を受賞しました。
同制度は、企業における生産性向上と雇用管理改善(魅力ある職場づくり)の両立を促進するため、実施されているもの。第2回となる今回は、全国88の企業・職場から応募があり、同社を含む3社が最優秀賞(厚生労働大臣賞)を受賞した。
■「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」の概要
(1)同制度は、労働生産性の向上と雇用確保・雇用環境の改善を両立させている企業を表彰するとともに、優れた取組事例を収集し、広く啓発・普及させていくことを目的として、2016年度に創設された。
(2)厚生労働省、公益財団法人日本生産性本部および有識者が、以下4つの観点で審査し、応募企業・職場の中から選出する。
①労働生産性向上(付加価値向上と効率化)
②雇用管理改善(働きやすい・働きがいのある職場づくり)
③経営理念(方針の策定・浸透)
④組織成果(組織への好影響)
※詳細は、厚生労働省のホームページを参照。http://koyoukanri.mhlw.go.jp/index.html
■評価されたポイント
・全社的な働き方改革の取組により、在宅勤務実施件数の大幅増加、残業時間の削減等を実現
・管理職の意識改革を目的とした研修等、人財育成の実施および柔軟な勤務制度の実施等により、女性管理職割合を増加
・全社員が使いやすいツールの開発を人事部で独自に実施
・RPA(ロボットによる業務自動化)を試行開始し、業務削減に成功
■同社の取組内容と効果
(1)取組内容
働き方改革の推進や、RPA(ロボットによる業務自動化)等により生産性向上を実現した。
・「遅くとも原則19時前退社」ルールの導入や、在宅勤務制度の利用を推進し、年間で延べ
約1,800名が利用するなど、多様で柔軟な働き方を推進。
・働き方改革の推進とともに、業務効率化のためにRPA(ロボットによる業務自動化)・エクセルVBAを活用し、労働時間を削減。
・人財育成では「個の力」「組織の力」の強化を掲げ、キャリアマネジメントを推進し、社員に必要なプログラムを提供。
・女性活躍の場を広げるため、育児休業中の社員が自宅で臨時に在宅で就業する仕組み(MS
クラウドソーシング)を金融業界で初めて導入するとともに、女性管理職を育成するための研修等を実施。

(2)取組効果
・「遅くとも原則19時前退社」ルールの導入により、時間を意識した生産性の高い働き方が定着した。
・平均残業時間が約10%削減され、総労働時間短縮につながり、ワークライフバランスの実感が向上した。

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