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MS&ADホールディングス、LGBTQに関する「PRIDE指標2022」で「ゴールド」評価を3社同時受賞

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保および三井住友海上あいおい生命は、11月10日、任意団体「work with Pride※1」(以下「wwP」)が策定した、企業・団体等におけるLGBTQ※2等の性的マイノリティへの取り組みに関する評価指標「PRIDE指標2022」において「ゴールド」を受賞した。
なお、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は2年連続の受賞となる。
※1:企業・団体等において、LGBTQ等の性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体である。
※2:Lesbian、Gay、Bisexual、Transgender、Queer/Questioningの各語の頭文字をとった表現で、性的マイノリティを表す総称の1つである。
1.「PRIDE指標」の概要
「PRIDE指標」は企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQが働きやすい職場づくりを日本で実現することを目的にwwPが策定した指標である。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標それぞれで評価を行い、獲得点数によって「レインボー」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」「ベストプラクティス」の表彰が行われる。
2.主な取組内容
MS&ADグループはLGBTQへの理解促進に向け、社内外において多様な取り組みを進めている。PRIDE指標の評価項目別の主な取組状況は、以下の通りである。
評価項目主な取組状況
◎Policy(行動宣言):
MS&ADグループの「人権基本方針」において、性的指向や性自認などによる差別の禁止を明文化して社内外に公表するとともに、同方針の遵守を社員に徹底している。
Representation(当事者コミュニティ):
人事部の相談窓口で、LGBTQに関する相談を受けられる体制を整備している。また、LGBTQを支援するAlly※3の活動として、賛同者へのカードの配布や、社内SNSを活用したLGBTQコミュニティの運営を行うなど、Allyの輪の拡大を推進している。
◎Inspiration(啓発活動):
MS&ADグループ全社員を対象とした共通人権啓発研修において、LGBTQをテーマに取り上げ、社員の意識醸成を図っている。また、「支援・理解促進ハンドブック」を作成し、LGBTQの理解の促進につなげている。
◎Development(人事制度・プログラム):
配偶者に認めている福利厚生制度を原則、同性パートナーにも認めている。また、採用ではエントリーシートの性別欄を任意記載とした。
◎Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動):
MS&ADグループとしてwwPの活動に協賛・参画している。今年度はグループ共催の人事担当者向け「LGBTQセミナー」を実施した。毎年開催している社員向けのオープンセミナーも、2023年2月に実施予定である。
※3:LGBTQを理解し、支援するという考え方、あるいはそうした立場を明確にしている人々を指す言葉である。

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