新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

JA共済連、令和6年能登半島地震にかかる建物更生共済の支払件数・支払共済金等について

JA共済連、被災地域の一日も早い復旧・復興のお役に立てるよう、全国規模の広域査定支援体制を確立し、JAと一体となり、迅速かつ適正な損害調査に取り組んでいる。
1.令和6年能登半島地震における建物更生共済の損害調査状況および共済金支払状況
支払い金額:1413.2億円/調査進捗率98.1%(令和6年7月26日時点)
≪内訳≫
県名:事故受付件数/調査完了件数/共済金支払件数/支払共済金
新潟県:25,234件/24,976件(99.0%)/19,933件/174.8億円
富山県:37,237件/36,206件(97.2%)/28,517件/178.2億円
石川県:66,286件/65,134件(98.3%)/59,108件/1,038.5億円
福井県:2,656件/2,589件/(97.5%)2,289件/15.5億円
その他:649件/607件(93.5%)/414件/6.2億円
合計:132,062件/129,512件(98.1%)/110,261件/1,413.2億円
2.令和6年能登半島地震における早期お支払いの実現に向けた取組み
(1)全国規模の広域査定支援体制の確立による損害調査の実施
迅速な損害調査・共済金のお支払いを実現するため、全国規模の広域査定支援体制を確立し、被災県域の職員に加え、全国から延べ1,230名の職員を派遣し、損害調査を実施した。
(2)集中事務処理支援体制の構築による支払処理等の実施
早期に共済金の支払いを完了するため、被災県域に加え、3拠点(全国本部・川崎センター・大阪センター)での集中事務処理支援体制(延べ219名)を構築するなど、調査が完了した事案の支払処理等を実施した。
3.組合員・利用者の皆さまからいただいた感謝の声(以下、原文ママ)
・初めての大きな地震で不安な時にJAが近くにあり、ありがたかった。
・わざわざ遠い所から来てくれてありがとう。遠い所から来れるのもJAの力なんやね。
・JAに入って本当に良かった。こういう時に頼りになるのがJAやね。
・JAさんに入っていれば安心だと周囲の方から聞いたけど、本当にその通りだった。
・私は東日本大震災の時に宮城でボランティアに参加しました。今度は宮城の方がこうして調査に来てくれていることに“縁”を感じます。
・(JA担当者に向けて)被害の心配をしてくれて、電話をしてくれてうれしかった。
・お父さんが寝たきりになった時も共済でお世話になった。今回の地震でも被害にあい、共済に加入していて良かった。復興には時間がかかるが、家族全員で頑張りたい。
・度重なる地震で気持ちが片づけに進まない中、本当に人と人とのつながりが大切だと思ったよ。遠いところからありがとう。
・震災から家の片づけ等で忙しくて、これからのことを考えられずにいた。共済金があると思うだけで半歩前に進める気がします。
・遠い所からありがとう。JAの人たちが一番最初に連絡してくれてほっとした。これからも末長いサポートをお願いします。
・JAさんがいつも来てもらって、話をするだけで元気がもらえてるんよ。本当に感謝しています。
・なにより、はじめに安否の確認をしてくれてうれしかった。
・大変さ、被害の大きさ、不安を共有できてうれしい、安心した。
・自分たちは震災以来、どこが損傷しているか見る気もしなかった。危ないところもあるのに見てくれてありがとうございます。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

JA共済連、ClimateAction100+に署名

共済

JA共済連、防災に関する意識と実態を調査~一人暮らし若年層のおよそ7割が防災教育を受けたことがあるにも関わらず、約8割が防災対策ができていない

損保協会・団体

JA共済連、令和5年度決算を公表

生損共済

JA共済連、約80億円のESG投資を実施

共済

JA共済連、『Webマイページ』に操作ガイドを表示するサポート機能を導入開始

協会・団体損保

損保協会、令和6年能登半島地震に係る地震保険の支払件数・支払保険金等について(2024年5月31日現在)

損保共済

JA共済連、インパクトコンソーシアムに参画

共済損保

JA共済連、令和6年能登半島地震での建物更生共済の支払件数85,505件、支払共済金1,036.8億円に

損保協会・団体

損保協会、令和6年能登半島地震に係る地震保険の支払件数・支払保険金等を発表

共済損保

JA共済連、令和6年能登半島地震で建物更生共済共済金を66,072件、718.1億円支払い

関連商品