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MS&ADホールディングス、「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2023」に選定

MS&ADホールディングスは、経済産業省、東京証券取引所および独立行政法人情報処理推進機構が共同で実施する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2023」に選定された。
同社は、中期経営計画において、「リスクソリューションのプラットフォーマー」として、さまざまな社会課題の解決に貢献し、社会と共に成長していくことを目指している。その実現に向けて、同社がグループ一体となって取り組む、データやデジタルを活用した新たなソリューションの提供やDX基盤の強化等が評価され、今回の選定に至った。
なお、同社の選定は、「DX銘柄」「DX注目企業」とその前身である「攻めのIT経営銘柄」「IT経営注目企業」から通算して5回目となる。
1.「DX銘柄」「DX注目企業」について
「DX銘柄」は、経済産業省、東京証券取引所および独立行政法人情報処理推進機構が共同で、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を、業種区分ごとに選定・公表するものである。
また、「DX銘柄」に選定されていない企業の中から、特に企業価値貢献部分において、注目されるべき取組を実施している企業を「DX注目企業」として選定している。
なお、「DX銘柄2023」は32社、「DX注目企業2023」は19社が選定された。
2.同社グループの主な取組内容
同社グループは、さまざまな社会課題の解決に向けて、グループ一体でデジタルを活用した最適なソリューション提供等に取り組んでおり、今回の選定にあたっては、以下の取組が評価された。
(1)DXを活用した新規ソリューションの創出
AI技術を活用して潜在的な交通事故発生リスクを評価・可視化する「事故発生リスクAIアセスメント」や、リアルタイム被害予測ウェブサイト「cmap」、リスクデータの分析サービス「RisTech」など、デジタルやデータを活用した新規ソリューションの創出に取り組んでいる。
(2)DXを活用した保険の提供価値の変革
経済的損失に備える保険本来の機能である「補償」に加え、DXの活用により事故・災害を「未然に防ぐ」機能や事故・災害の「影響を減らし回復を支援する」機能を持つ、サービス一体型商品を提供している。
(3)DX実現に向けた人財育成
2019年から、グループ全社員を対象としたビジネス変革のためのアイデアコンテスト「デジタルイノベーション チャレンジプログラム」を実施するなど、デジタルカルチャーの醸成に注力している。また、大学等と連携した同社独自の研修プログラムを中心に新たなビジネスモデルや商品・サービスを創造できる人財やデータサイエンティスト等を社内育成するなど、2025年度末までにグループ全体で7,000名のデジタル人財を育成する目標を掲げている。

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