au損保、自転車保険加入率を調査
au損保は、全国の自転車利用者の男女16,635人を対象に、自転車保険加入状況に関する調査を実施した。
新型コロナウイルス感染症によるライフスタイルや交通行動の変化に伴い、自転車利用ニーズが高まるなか、自転車が関連する事故は増加傾向にある。自転車保険加入を義務付ける自治体が全国に拡大しつつあるなか、2021年に国土交通省より公表された「第2次自転車活用推進計画」では、保険加入率の数値目標を「2025年度に75%」とするなど、自転車保険の重要性がますます高まっている。
au損保では、2018年度から全国の加入率を調査しており、本年度も調査結果を発表する。
今回の調査では、全国の自転車保険の加入率が63.5%と、5年連続で上昇していることが分かったが、政府が「第2次自転車活用推進計画」で掲げる加入率の指標(2025年度:75%)にはまだ後れをとっており、更なる促進が求められる。
◆調査結果概要
・自転車保険への加入率全国で63.5%
昨年度比0.9ポイント上昇と調査開始以来、最小の伸び幅に
・義務化地域の加入率は66.1%に対し、義務化していない地域は49.0%
・2022年度新たに義務化した地域の加入率57.9%
・義務化の認知状況が昨年度より9.1ポイント低下