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イーデザイン損保、道路上の危険マップが90自治体との共創と全国約5.7万件の危険箇所の見える化を達成~9割超の親子がマップによって交通安全を親子で話すことの有効性を実感

イーデザイン損保では、自動車保険「&e(アンディー)」によるデータを活用した事故削減プロジェクト「SafeDriveWith」の一環として、4月27日から、親子で道路上の危険箇所を発見しマップ上で可視化するWebサービス「もしかもマップ」を開始。サービス開始後約1か月(6月8日時点)で、90の自治体から全国で8,000件を超える通学路の危険箇所の提供があった。また、利用者からの投稿や警察庁のオープンデータ(※1)を含めると57,002件の危険箇所をマップ上に見える化を達成し、交通事故を削減するサービスとして全国で活用されている。
また、このほど、「もしかもマップ」を利用してもらった全国の親子514組を対象にしたアンケートを実施。その結果から、子どもが関与する交通事故の要因として専門家が重視する“大人と子どもの危険認識の差異”に着目した「もしかもマップ」の有効性を確認した。
■9割超の親子が交通安全について親子で話すことの有効性を実感
「もしかもマップ」を利用してもらった親子の97.6%が「親子で交通ルールや危険箇所について話すことができた」と実感しており、「もしかもマップ」が家庭で交通安全について話す機会創出に有用であることを実証することができた。
また、普段子どもが外出する際に伝えていることについて聞いたところ、「立ち止まって安全確認(90.3%)」が最多で、次いで「見通しの悪い道での安全確認(89.1%)」となっており、多くの親が「飛び出し」への注意喚起を行っていた。一方で、近年の小学生の重大な交通事故における最多要因は「飛び出し」である(※2)ことから、親の注意喚起がなかなか子どもの実践につながっていないことがうかがえる。親から子へ伝えるだけでなく、親子の話し合いによって子どもに当事者意識をもってもらうことが、子どもの交通安全において重要である。
■約9割の親子がマップによって危険箇所を発見
また、体験した親子の85.4%が「新たに危険な場所を見つけることができた」と回答しており、通学路など生活道路に潜む見落としやすい危険箇所を発見できる目を養うことに、「もしかもマップ」が寄与できていることもわかった。
●今後の展開
「もしかもマップ」利用者アンケート内でサービスの改善要望を募ったところ、63組の親子から「きけんな理由」の選択肢の追加提案があった。なかでも、「自転車通りが多い」「自転車がスピードをだしやすい」など、自転車に関する意見が多かった。こうした利用者の声をもとにした機能改善を通じ、利用者の方々と共に「もしかもマップ」の更なる利便性向上に取り組んでいく。
また、本プロジェクトで得たデータを、同社の自動車保険「&e(アンディー)」のIoTセンサーから取得したお客さまの運転挙動データ(匿名加工)と組み合わせることで、より高度な事故削減の取り組みにもつなげていく。さらに、今後も様々な自治体と共創し、道路上の危険箇所の見える化や一部の自治体で配布されている「安全な通学路マップ」のDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて、「事故のない世界」の実現を目指す。
なお、6月20日から、「もしかもマップ」利用の感謝企画として、&e公式Twitterをフォローし、対象のツイートをリツイートすると、抽選で500名にオリジナルキャラクター「もし子」キーホルダーをプレゼントするフォロー&リツイートキャンペーンを実施している。
※1 警察庁交通事故統計情報のオープンデータ(2020年1月1日-12月31日)による全国の交通事故データ
※2 内閣府「令和3年交通安全白書」より

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