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SOMPOホールディングス、立命館守山中学校・高等学校の課外活動9団体を対象に健康経営応援アプリ「HealthChecker」の実証実験を開始

SOMPOホールディングスは、立命館守山中学校・高等学校と、同校の課外活動団体9団体を対象に、SOMPOホールディングスが開発・提供する健康経営応援アプリ「HealthChecker」※の実証実験を実施する。
1.背景・目的
コロナ禍を機に、日々の健康管理は国民の日常となった。立命館守山中学校・高等学校でも、全教職員が「感染しない、させない」との強い意識をもって感染防止を徹底し、体調不良者が出た場合は迅速な状況把握に努めるとともに、授業や課外活動を休ませるといった指導を行っている。
昨今、企業や学校などで、社員や生徒の体調の一元管理を目的としたアプリの普及が進んでいるが、多くは体温計や検温器で測った数値や倦怠感の有無などをアプリに入力して使用するものである。アプリとは別に計測用のデバイスが必要なこと、入力のひと手間を要すること、本人の感覚に基づく自己申告であることなどから、利便性・確実性については改善の余地があるのが実情である。
SOMPOホールディングスは、スマートフォンやタブレットのカメラで顔をスキャンすることで、心拍数、呼吸数、酸素量を計測し、自動収集したデータを使って一元管理ができる実証実験中のアプリ「HealthChecker」の開発を進めている。すでに企業や団体などで、健康経営の応援を目的とした実証実験を行っている。立命館守山中学校・高等学校、SOMPOホールディングスは、今回の取り組みを機に、ウィズコロナ時代におけるより安心安全な学校生活の実現のために、連携を強化していく。
2.実証実験の概要
「HealthChecker」の学校現場における活用に向けて、全生徒が学習用iPadを保有する立命館守山中学校・高等学校で実証実験を行うこととした。5月26日(水)から1学期末まで、課外活動団体9団体(参考)に所属する生徒と指導者約450名が、各人のiPadにアプリをインストールして使用する。なお、今回の実証実験で計測するデータは、心拍数・呼吸数・酸素量の3項目であるが、将来的には体温の同時計測も含め、4項目の測定と管理が可能になる予定である。
◆立命館守山中学校・高等学校での実証実験について
期間:2021年5月26日(水)から1学期末
対象:課外活動団体9団体、生徒・指導者合わせて約450名
◆HealthChecker導入の利点
1)「継続しやすい」:スマホやタブレットのアプリを起動し、顔面を1回スキャンするだけで、複数のバイタルデータを簡単に取得できる。
2)「確実な健康管理」:教員・指導者が全対象の客観的なバイタルデータを速やかに取得して一元管理でき、適時に適切な指導を行うことができる。
3)「事務作業の効率化・働き方改革への一助」:公式試合などで選手の健康状態を主催者に報告する際も、取得データをもとに加工すれば、手間をかけずに提出が行える。
3.今後について
SOMPOホールディングスは、本実証実験の結果をふまえ、新型コロナウイルス感染拡大による社会課題を軽減すべく、各社の強みを活かした連携により、お客さまの「安心・安全・健康」に資するサービスの開発を目指す。

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