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SOMPOホールディングス、SOMPOケア、厚生労働省が推進する「介護ロボット開発・実証・普及のプラットフォーム構築事業」に参画

SOMPOホールディングスとSOMPOケアは、2019年2月に「人間」と「テクノロジー」の共生による新しい介護のあり方を創造するプロジェクト「FutureCareLabinJapan」を始動し、開設した研究所(以下、「同グループのラボ」)において国内外の最新テクノロジーの実証などを行っている。
このたび同グループのラボが、厚生労働省が推進する「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム構築事業」におけるリビングラボとして選定された。
1.背景・目的
現在、介護現場の業務効率化・省力化を目的に、ICTや介護ロボットなどのテクノロジーを駆使した技術の開発が進み、活用も広がりつつある。しかし、業務革新への抵抗感や、現場の課題解決に資する商品選択、導入から定着までの最適化に困難を抱える事業者もある。
高齢者が増加する一方で、人材確保が難しい介護業界では、今後ますますテクノロジーの活用は必要不可欠になっていく。現場の理解を得ながら、効果的なテクノロジーの導入を促進していくために、厚生労働省では①施行実証施設でモデルを構築し、②介護現場での実証を経て、③全国へ普及するという3つのステップで、着実なテクノロジー普及を目指すこととしている。
具体的には、開発から活用までの相談窓口を各地域に設置するほか、介護ロボット等テクノロジーの製品化にあたっての評価・効果検証を実施するリビングラボのネットワークを形成すると共に、実証フィールドを整備することにより開発・実証・普及のプラットフォームを構築し、一連の流れを加速化していく狙いである。この一連の流れのなかで、同グループのラボがリビングラボの一つに選定された。
2.概要
(1)リビングラボとは
実際の生活空間を再現し、利用者参加の下で新しい技術やサービスの開発を行うなど、介護現場のニーズを踏まえた介護ロボットの開発を促進するための拠点である。開発中の介護ロボット製品評価や介護施設における検証を希望する開発企業を支援する。なお、本事業に参画するリビングラボは全国で6施設ある。
(2)リビングラボネットワークの役割
介護現場のさまざまな課題に対して、各リビングラボの特性を最大限活用して対応できるよう、リビングラボのネットワークを構築し協力しながら、政策的課題や個別の開発企業に対応する。
(3)同グループのラボ(FutureCareLabinJapan)について
①ミッションステートメント
FutureCareLabinJapanは、「人間」と「テクノロジー」の共生による新しい介護のあり方を創造し、加速する超高齢化に伴う課題の解決を通じて、高齢者が自立し尊厳をもって暮らす持続可能な社会の実現と高い付加価値と生産性を備えた持続可能な介護事業モデルの構築に寄与していく。
②活動内容・予定
・FutureCareLabinJapanでは、「食事」「入浴」「排泄」などの介護業務に関するテクノロジーの研究開発・実証・評価を行っている。ICTやロボット、AIを駆使してケアスタッフの負荷を軽減し、そのゆとりを、対話をはじめとする人にしかできないケアに転換していく「新しい介護のあり方」を追求している。
③FutureCareLabinJapanのウェブサイト・所在地
URL:https://futurecarelab.com/
所在地:東京都品川区東品川4-13-14グラスキューブ品川10階

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