アイペット損保、単独株式移転による純粋持株会社体制に移行
アイペット損保は、4月28日に開催の取締役会において、2020年6月27日開催予定の第16期定時株主総会における承認決議および金融庁からの認可取得など所定の手続きを経た上で、2020年10月1日(予定)を期日として、同社単独による株式移転により純粋持株会社(完全親会社)である「アイペットホールディングス株式会社」を設立することを決定した。
本件株式移転の実施により、同社株式は上場廃止となるが、同社の株主に新たに交付される持株会社の株式については、持株会社はテクニカル上場を申請し、2020年10月1日付け(予定)で株式会社東京証券取引所(以下、「東京証券取引所」という。)マザーズ市場に上場することを予定しているため、実質的に株式の上場を維持する方針である。
なお、本件株式移転については、上場会社(同社)による単独の株式移転であるため、開示事項・内容を一部省略して開示している。
■純粋持株会社への移行の手順
【ステップ1】株式移転による純粋持株会社を設立(本件株式移転の実施)
2020年10月1日を期日として本件株式移転により持株会社を設立することで、アイペット損保は持株会社の完全子会社となる。この時点では、持株会社 1 社に子会社 1 社(アイペット損保)のみで構成されるグループ体制となる。
【ステップ2】純粋持株会社設立後の体制
保険業法上、子会社の設立にあたっては個別に金融庁の承認が必要となる業態もあるため、適切な手続きを踏まえながらアイペット損保以外のグループ会社を設立する。なお、グループ経営体制の具体的な内容およびグループ会社の事業内容、設立時期等については、決定次第知らせる。