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T&Dホールディングス、監査等委員会設置会社に移行

T&Dホールディングスは、2020年3月31日開催の取締役会において、「監査等委員会設置会社」に移行する方針を決議した。
なお、本移行については、2020年6月開催予定の同社第16回定時株主総会において承認されることを条件とする。
1.移行の目的
取締役会の経営機能(経営の方針・全体戦略の決定)および監督機能の一層の強化ならびに業務執行の機動性・効率性のさらなる向上を目的として、「監査等委員会設置会社」に移行するものである。
移行により「経営・監督と業務執行の分離」を推進し、業務執行の機動性ならびに全体戦略策定機能の向上を図り、グループ全体のコーポレート・ガバナンスを一層強化していく。
2.移行後のコーポレート・ガバナンス体制
(1)取締役会の経営機能のさらなる強化
従来、取締役会で行っていた重要な業務執行の決定について、その一部を取締役に委任し、「経営・監督と業務執行の分離」を一層進めるとともに、取締役会における持続的なグループの企業価値向上に資する重要な経営方針の決定等、全体戦略策定機能を向上させていく。
また、各種会議体の機能・役割を明確にし、それぞれの役割に基づいて迅速かつ実効性のある審議等を行うことにより、取締役会は業務執行の監督に注力し、グループ全体のコーポレート・ガバナンスの一層の強化につなげていく。
(2)取締役に対する牽制機能の一層の強化
社外取締役が過半数を占める監査等委員会が業務執行に対する監査を行うとともに、業務執行を行わない監査等委員が取締役会の議決権ならびに監査等委員以外の取締役の選任・解任および報酬等への株主総会での意見陳述権を有することにより、取締役会に対する独立性の高い監査・監督機能を発揮していく。
(3)経営の透明性・客観性の維持・向上
取締役会に対する社外取締役の占率を1/3以上とすることで、経営の透明性・客観性の維持・向上に努めていく。
3.移行の時期
2020年6月開催予定の同社第16回定時株主総会において、必要な定款変更について承認をえて、監査等委員会設置会社に移行する予定である。
4.その他
本案件に関する定款変更の内容および役員人事等の詳細については、決定次第公表していく。

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