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T&Dホールディングス、気候変動リスク分析を高度化

T&Dホールディングスは、KPMGコンサルティング株式会社、有限責任あずさ監査法人および一般財団法人日本気象協会と連携し、気候変動リスク分析を高度化する取組みを行った。
T&D保険グループは、金融安定理事会(FSB:Financial Stability Board)により設置された気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)の提言に賛同を表明するとともに、わかりやすい気候関連財務情報の開示に積極的に取り組んでいる。
気候変動リスク分析の高度化の取組みとして、2021年度にはあずさ監査法人と連携し、「移行リスク」の定量的シナリオ分析の一環として、気候変動による投融資ポートフォリオへの影響評価を実施した。
また、2022年度には日本気象協会の高精度な気候変動予測データと分析技術を活用し、「水害による災害犠牲者数」「熱中症搬送数・死亡者数」の将来予測を実施した。T&Dホールディングスは、この将来予測をもとに「物理的リスク」による保険収支への影響の定量的分析を実施し、情報開示を進めていく予定。
同グループは、今後もTCFDの提言をふまえた情報開示を充実させることにより、持続可能な社会の実現に貢献していく。

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