第一生命ホールディングス、4月1日付組織改編
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第一生命ホールディングスでは、4月1日付で組織改編および役員人事異動を実施する。
組織改編については、同社グループは、2030年を目途に「グローバルトップティアの保険グループに伍する存在になること」、そして「保険業の未来を先導する存在になること」を目指している。この目指す姿の達成に向け、サービス革新性、お客さま満足度、従業員満足度、企業価値を同社グループの重視する4つの指標と位置付け、グループ経営を推進していく。
2024年度からスタートする新中期経営計画は、2026年度までにこの4つの指標を国内トップ水準へ進化させることを目指し、「狭義の保険業に留まらず、革新的な商品・サービスをお客さまへ提供する保険サービス業」への変革を通じて「重要な社会課題(コア・マテリアリティ)(※)」の解決に取り組むことでサステナブルな成長を実現したいと考えている。
(※)新中期経営計画において同社グループが解決すべき社会の重要課題を「ビジネス」・「人・社会」・「地球環境」・「経営基盤」の4分野の「コア・マテリアリティ」として設定
2024年度は、重視する4つの指標に対して経営メンバーによるコミットメントを一層強化するために、事業オーナーポジションを新設するとともに、チーフオフィサーが担う領域を拡充していく。
加えて、経営メンバーを支える組織の新設および改編を通じて、グループ経営管理体制の更なる強化を行う。
具体的には、事業責任を明確化するために、国内保障事業、資産形成・承継事業、海外生保事業、また非保険・新規領域における新規事業をそれぞれ牽引する事業オーナーを任命する。
また、お客さま満足度の追求に向け、特に国内事業におけるお客さま満足度やNPS(R)(Net PromoterScore)の向上を企図して“Chief Customer Experience Officer(Japan)”を、従業員満足度の向上と多様な人財の活躍機会を創出するために“Chief Human Resources Officer”を、またコーポレート機能の更なる強化に向けて“Chief Internal Audit Officer”を、新たなチーフオフィサーとして任命する。
上記経営体制の下、同社グループの全役員・従業員が一丸となり新中期経営計画を遂行することで、保険グループとして国内トップ水準の企業価値の実現に向けて取り組んでいく。