第一生命、2024年4月1日付組織改編
第一生命では、4月1日付で組織改編および役員人事異動を実施する。
組織改編については、同社は現グループ中期経営計画『Re-connect 2023』において、4つの体験価値(「保障」、「資産形成・承継」、「健康・医療」、「つながり・絆」)の創出を通じたすべての人々の幸せと持続的な社会の実現への貢献を目指してきた。
同社グループは、来年度より新たな中期経営計画をスタートさせ、2030年に向けてグローバルトップティア保険グループ入りを目指していく。同社は、中核事業会社として「グループの成長を支える安定的な利益の確保」とともに、国内保険業の未来を先導する存在としてビジネスモデルの変革を追求していくことで、サステナブルな事業運営を実現していく。
【同社が目指す姿・新中期経営計画の位置づけ】
・同社は「一生涯のパートナー」の理念のもと、お客さまに最適な形(タイミング、商品・サービス、接点)で寄り添い続けるビジネスモデルを追求していく。
・そのために、同社は、第一生命新中期経営計画において、リアルチャネルの強みを引き続き活かし、今後さらにデジタル・AI技術等を実装し、お客さま体験価値(CX)と生産力の強化に取り組んでいく。
・加えて、資本効率向上への不断の取組みを継続し、早期に資本コストを上回る資本効率の実現を果たしていく。
これらを踏まえ、今回の組織改編では主に以下の目的に基づく体制強化を実施する。
○お客さま体験価値(CX1)創出に向けた“保障と資産形成・承継の一体的なコンサルティング”および“法人コンサルティング”の高度化
○デジタル・AI技術等の活用によるCXと生産性の最大化
○お客さまのライフプラン実現をサポートする「カスタマーサクセス2」取組みの推進体制構築
○経営資源の有効配分に基づいた「選択と集中」による競争力強化と事業効率向上