「縮小するパイを取り合う」新契約ビジネス優先の時代は、もう終焉を迎えている。
保険業界に必要不可欠な「保全」業務、これには各種事務手続きに加えて、お客さまの状況の変化や社会情勢など外部環境の変化に合わせ、適切に保障を見直し手当てする業務も含まれます。しかしながらリアルな現場では、新契約を追いかけなければならず、保全の重要性は認識しているもののつい後回しにするなど保全を疎かにしてしまっているのが実情ではないでしょうか? 本書は、「一人ひとりのお客さまに対して担当者を明確にし、定期的なコンタクトと訪問を繰り返してお客さま情報とその家族の情報をとり続け、保険契約を最適な状態に保つための仕組みを作りあげる『保全ビジネス®』」について、その必要性や考え方、具体的な取組方法と実践するうえでの注意点等をまとめたものです。大手乗合代理店で社長・CEOを務めた太田俊司氏が書き下ろした、生命保険事業に関わるすべての方々へお勧めしたい一冊です。
「『縮小するパイを取り合う』新契約ビジネス優先の時代は、もう終焉を迎えている。マーケットシェア拡大を目指す新契約ビジネスから、カスタマーシェア拡大を目指す既契約ビジネス、つまりは保全ビジネス®に転換することを、保険業界の皆様に推奨したい」(著者)
保全ビジネス®導入ユーザーからも喜びの声が!
保全ビジネス®の導入以降、「既契約に目を向けることの大切さ」を目の当たりにしています。実際にお客さまから「ありがとう」と感謝のお言葉をいただくことが明らかに増え、営業社員のモチベーションアップ、ひいてはご家族へのマーケット展開にもつながり、クロスセル/アップセルによる販売力の向上を実感する毎日です。(保険代理店支社長)
ISBN978-4-910503-17-2