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JA共済、「大阪府北部を震源とした地震」および、「平成30年7月豪雨」にかかる損害調査状況を公表

JA共済連では、「大阪府北部を震源とした地震」、「平成30年7月豪雨」にかかる7月18日時点の建物更生共済の損害調査状況等について発表した。
なお、「平成30年7月豪雨」の建物更生共済において損害調査が終了した割合は、およそ7割になっている。
【大阪府北部を震源とした地震】
1.建物更生共済の損害調査状況等
(1)損害調査状況等(7月18日時点)
◆京都府
事故受付件数:1,736件
損害調査終了契約件数:1,075件
◆大阪府
事故受付件数:22,592件
損害調査終了契約件数:15,577件
◆兵庫県
事故受付件数:1,586件
損害調査終了契約件数:1,086件
◆その他
事故受付件数:257件
損害調査終了契約件数:162件
◆合計
事故受付件数:26,171件
損害調査終了契約件数:17,900件
(2)共済金総支払額について
現時点で約300億円を見込んでいる。
2.損害調査の体制および方法について
(1)損害調査体制
被災家屋の損害状況を直接調査する担当者(損害調査担当者)を、被災した府県域の本部だけでなく、その他の本部からも派遣する広域査定体制を構築し、これまでに延べ673人を超える損害調査担当者による損害調査を実施している。
(2)損害調査方法
地域に密着したJA共済の強みを活かして、被災家屋を一軒一軒訪問し、被共済者様立会いのもと、損害調査を実施している。損害調査にあたっては、損害調査担当者がタブレット端末(Lablet’s(ラブレッツ))に搭載された自然災害損害調査支援ツールを活用し、迅速な損害調査に取り組んでいる。
(参考)過去の大規模地震にかかる支払金額(平成30年3月末時点)
●過去の大規模地震、支払金額
1.東日本大震災(平成23年3月)9,367億円
2.熊本地震(平成28年4月) 1,479億円
3.阪神・淡路大震災(平成7年1月)1,188億円
【平成30年度7月豪雨の損害状況等】(7月18日時点)
◆岡山県
建物更生共済:4,305件
自動車共済:720
◆広島県
建物更生共済:3,749件
自動車共済:659
◆山口県
建物更生共済:1,462件
自動車共済:109
◆愛媛県
建物更生共済:2,807件
自動車共済:536
◆福岡県
建物更生共済:2,267件
自動車共済:203
◆佐賀県
建物更生共済:1,280件
自動車共済:44
◆長崎県
建物更生共済:3,369件
自動車共済:43
◆その他
建物更生共済:3,605件
自動車共済:208
◆合計
建物更生共済:22,844件
自動車共済:2,522

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