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MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス、グループ経営計画(2030年度目指す姿・2026年度計画)を策定

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスは、「グループの2030年度目指す姿」(以下「2030年度目指す姿」)と目指す姿に向けた初年度の取組である「2026年度グループ経営計画」(以下「2026年度計画」)を5月20日策定した。
また、同社グループの中核損害保険会社である三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、2025年3月28日、2025年9月30日および2026年2月13日の公表内容に基づき合併準備を進めており、合併基本計画【最終】を同日承認した。
■1.MS&ADグループ経営計画の策定
(1)2030年度目指す姿
①定性目標
・保険本来の価値提供を追求し、「お客さまから最も選ばれる保険・金融グループ」となることを目指して取り組む。その取組を礎として、お客さまの大切な未来を託していただくために、不確実性が増す時代において、変化を見通し社会のリスクを解決する、「リスクに挑み、世界をリードする」存在となることを目指す。
・世界に広がる事業基盤を通じ、最適な安心・最高の体験・最先端のソリューションを提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来に貢献する。
②定量目標
・政策株式売却完了後の2030年度においても、安定して8,000億円超の利益(修正利益)をあげる収益構造の確立(本業において利益を生み出す構造への転換)を実現し、将来的には1兆円規模の利益水準を実現する。
③取組内容
・持続的に利益を創出する収益構造に向け、事業構造の最適化と事業基盤の強化に取り組むことによりビジネスモデル変革を実現し、同社グループの企業価値を向上させる。
(2) 2026年度計画
「2030年度目指す姿」の実現に向けて2026年度計画の定量目標を定める。
・修正利益※1 5,300億円(含む政策株式売却益8,000億円)
・EPS成長率※2 4%(年率)(2025~2026年度)(2025年度~2030年度 年平均11%)
・修正ROE※3 10%(含む政策株式売却益13%)
・ESR 180%以上
※1 IFRS当期純利益に対して、キャッシュベースを重視した調整を加えた利益
※2 除く政策株式売却益
※3 修正利益÷修正純資産(IFRS純資産-AOCI-のれん等残高)
■2.合併基本計画【最終】の策定
(1) 合併基本計画の位置付け
・三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保の合併基本計画は、グループの目指す姿に基づき、新会社にとっての中長期的なマイルストーンとして 2030 年度の目指す姿を定めたものと位置付ける。
(2) 合併基本計画【最終】の概要
・合併基本計画は、2026年2月13日に【骨子】(合併方針、経営目標、事業戦略、ガバナンス、スケジュール)を公表したが、【最終】は領域別事業戦略等の詳細を含めて策定している。
○合併方針
・合併の背景・目的は、環境変化を好機と捉え、お客さまから最も選ばれる保険・金融グループを実現すること。合併によって、グループ成長源泉の盤石化とガバナンス強化等による信頼性向上を実現し、新会社は、「グループの中心となる事業ドメイン」として、お客さまから最も選ばれるための「成長と信頼の好循環」を支える。
・存続会社を三井住友海上とし、2027年4月1日に合併する。
商号は「三井住友海上あいおい損害保険株式会社」とする。
新会社の発足に伴い、持株会社の商号を「三井住友海上グループ株式会社」とする。
○経営目標(目指す姿)
・2030年度に向けた取組姿勢として「お客さまから最も選ばれる保険・金融グループ」を新会社のマインドセットとし、「Taking on Risk, Leading the World~リスクに挑み、世界をリードする~」をグループタグラインとする。
・役職員が「夢を語れる・実現できる」新会社を創造し、レジリエントでサステナブルな社会経済の発展を支えることに繋げる。
○事業戦略
・以下を基本戦略とする。
最適な安心のお届け(保険本来価値)、最高のエフォートレス体験提供(CX向上)、最先端のソリューション開発(社会課題解決)、地方創生(地域課題解決)、ビジネスパートナー協業(連携強化・拡大)、更なる成長を目指す領域の拡大、収益力向上(グループの成長と規律を両立)
○ガバナンス
・新会社は監査等委員会設置会社とし、成長(迅速な意思決定)と規律(監査・監督の強化)を両立させる。
・新会社の内部統制システムは、実効性確保に向けて3線管理態勢を強化する。
○スケジュール
・合併基本計画を策定し、当局認可手続きを経て2027年4月1日に合併する。
・2026年4月以降、本格的に先行同居を進める。
・保有契約は、満期到来の都度新会社商品への移行を案内する。
(3) 代表取締役
・新会社の代表取締役は、次のとおりとする。なお、存続会社である三井住友海上の定時株主総会において、取締役選任の承認が得られることを前提とする。
・役職名、氏名
代表取締役 取締役会長 会長執行役員 舩曵 真一郎
代表取締役 取締役副会長 副会長執行役員 新納 啓介
代表取締役 取締役社長 社長執行役員 海山 裕

 

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