JA共済連、再保険子会社(Zenkyoren Re Limited)の設立および事業運営開始
JA共済連は、英国王室領ガーンジー島に再保険子会社「Zenkyoren Re Limited」を設立のうえ事業運営を開始した。
■設立趣旨
近年、気候変動やグローバル化の進展等に伴い、自然災害を中心としたリスクは一段と複雑化している。こうしたなか、特定の地域や産業にサービスを提供している世界の協同組合や共済団体の多くは、リスクが特定分野に集積しやすいという構造的な課題を抱えており、本会においても、自然災害リスクが日本国内の地震に集中している状況にある。
このような課題への対応の一助とするため、2025年の「協同組合年」を契機として、ICMIF加盟団体等※のリスク移転を支援するとともに、本会においても海外の自然災害リスクを引き受けることで、再保険子会社を含めたJA共済グループとしてより分散したリスク保有の実現等を目指し、Zenkyoren Re Limitedを設立した。
※ ICMIF(国際協同組合保険連合)は、ICA(国際協同組合同盟)の専門機関のひとつとして、協同組合保険の発展に貢献することを目的に1922年に設立された(令和7年9月現在、54か国220組織)。
■再保険子会社(Zenkyoren Re Limited)の概要
1.名称 Zenkyoren Re Limited
2.所在地 英国王室領ガーンジー島
3.事業内容 再保険契約の引受け等
4.設立時期等
設立日:2026年1月5日
事業運営開始日:2026年4月1日
5.役員および従業員
取締役:3名(非常勤)
監査役:1名(非常勤)
従業員:なし(管理委託会社による運営)
6.主要株主等の構成 JA共済連:100%
7.資本金等 2.51億ドル(400億円) ※令和8年4月1日時点
■再保険子会社(Zenkyoren Re Limited)の事業内容
再保険子会社では、ICMIF加盟団体等から、海外の自然災害リスクの引受けを少額から開始し、段階的に規模を拡大することで、中長期的に安定した再保険引受け※の実現を目指していく。
また、ICMIF 加盟団体をはじめとする世界の協同組合組織等を再保険子会社の主要な取引先(受再先)とすることで、グローバルな協同組合ネットワークとの連携強化も図っていく。
なお、当該子会社資産の安定的運用の観点から、あわせてキャットボンド(大規模災害債)などへの投資も実施していく。
※ 再保険とは、共済団体や保険会社が引き受けている共済・保険契約上の責任(リスク)の一部(または全部)を、国内外の他の保険会社等に移転する保険取引のことをいう。
JA共済連では、今後も健全な経営の維持に取り組むことで、組合員・利用者の信頼と期待に応え、「安心」と「満足」を提供していく。
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