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共栄火災、Finatext、SaaS型保険基幹システム「Inspire」を活用したWeb団体統合システムを共同開発

共栄火災と、次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社Finatext(以下「Finatext」)は、FinatextのSaaS型保険基幹システム「Inspire」を活用したWeb団体統合システムを共同で開発した。2023年2月1日(水)から、スマートフォンで加入手続きが完了できる「小・中学生総合補償制度」を長野県PTA連合会に提供する。
■共同開発の背景
新型コロナウイルス禍の影響もあり、非対面・非接触による保険加入の要望が増える中、全国の農林水産業協同組合や生活協同組合、信用金庫・信用組合、PTA連合会などが取り扱う団体保険においても、ウェブ上で加入手続きが完了できる保険へのニーズが高まっている。
共栄火災は全国の協同組合・協同組織諸団体を主なお客様基盤としており、その販売チャネルは多岐にわたる。紙での申込みを前提とした従来の保険販売システムは、販売チャネルごとに最適化されている一方、ウェブ加入に対応したシステムを導入するにあたっては、開発コストと開発期間が大きな課題となっていた。
Finatextはこうした保険会社のニーズを見据え、保険の基幹システムをSaaS化したサービスである「Inspire」を2020年から提供している。デジタル保険の開発・販売に必要な機能がクラウドサービスとして利用可能なため、ウェブ加入に対応した保険商品の開発やお客様の細かなニーズに合わせて保険をカスタマイズできるシステムを、スピーディーに構築することができる。
共栄火災とFinatextは、共栄火災の「各地域の組合員や会員のニーズを丁寧にヒアリングし最適な商品を提供する」というポリシーを反映した新しい保険販売システムが「Inspire」によってスピーディーに実現できると考え、構築検討を開始し、約4ヶ月の開発期間を経て、この度Web団体統合システムとして稼働を開始した。今後、各販売チャネルにも段階的に導入を進め、共栄火災が提供する保険のデジタル化を目指す。
■Web団体統合システムの特徴
・お客様は24時間いつでも、スマートフォンから加入手続きや契約内容の照会、事故の連絡をすることができる。
・保険料の口座振替などの手続きにおいて紙書類の提出が不要で、ウェブ上で手続きが完結する。
・わかりやすい操作画面で、どなたでも簡単・手軽に操作が可能である。
■長野県PTA連合会に提供する「小・中学生総合補償制度」について
学校内外を問わず小・中学生のケガや日常生活の賠償責任などを補償する保険である。PTA連合会から配布されるパンフレットに記載の二次元コードからスマートフォンで加入手続きが可能である。

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