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au損保、自転車の車道通行に関する調査を実施

au損保は、全国の自転車利用者の男女1,000人を対象に、自転車の車道通行に関する調査を実施した。
新型コロナウイルス感染症の影響により、「3密(密閉、密集、密接)」を避けることを目的として改めて自転車通勤に注目が集まっている。
一方、自転車に乗る際には、自動車同様に多くの交通ルールが存在する。ルールの一つでは、一部例外を除き、自転車は歩道ではなく車道の左側を通行することが義務付けられているが、街中で歩道や、車道の右側を走る自転車を見かける機会も多い状況である。
そこで、自転車向け保険を取り扱うau損保が、自転車利用者が、自転車で車道の左側を通行することについてどのように考えているのかを調査した。
●自転車で車道の左側を通行しなければならない法律を“知っている”93.7%
●自転車で車道を走ることを危ないと思う自転車利用者95.2%
●自転車で車道を走ることを危ないと思う理由「自動車との間隔が近いから」85.8%
今回の調査では、自転車利用者の多くが、自転車は車道の左側を走らなければならないことを知っているものの、実際に自転車で車道を走ることに関しては、危ないと感じている人が大半だということが分かった。
しかしながら、au損保が2020年3月26日に発表した調査(https://www.au-sonpo.co.jp/corporate/news/detail-232.html)においては、東京都の自転車事故未遂および自転車事故経験者755人にその発生場所を尋ねたところ(複数回答)、トップは「歩道」46.9%(354人)、次いで「自転車専用レーンがない車道」31.4%(237人)と、車道よりも歩道での事故の方が多いという結果だった。
そこで、au損保は、専門家の監修の元、自転車での車道通行と歩道通行の安全性を検証する実験を行うことを予定している。
今後もau損保は自転車保険の加入促進に努めると共に、安心で安全な楽しい自転車ライフの提供を目指していく。
【調査概要】au損保調べ
調査方法:
インターネットによるアンケート調査
対象者:自転車利用者
対象地域:全国
回答者数:1,000人
実施時期:2020年7月3日~2020年7月6日
・n=母集団のデータの数
・本調査では小数点第2位以下を四捨五入。
※児童(6歳以上13歳未満)や幼児(6歳未満)、70歳以上の者、身体障がい者が運転する場合や、標識などで指定された場合、やむを得ない交通状況の場合を除く。

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