日本地震再保険、兵庫県防災ボンドに投資
日本地震再保険は、この度、兵庫県が発行する「防災ボンド」への投資を決定した。
「兵庫県防災ボンド」は、阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり、県土の強靭化や防災・減災対策の推進、災害対応力の強化といった、安全安心に資する事業を一層推進するために発行される兵庫県独自の債券である。
本債券の発行は、大規模災害への備えを着実に進めるとともに、震災の経験と教訓を内外に発信し、創造的復興の理念を継承することに資するものである。
同社は、地震に対する防災・減災を推進する活動に取り組んでおり、今回の防災ボンドの資金使途は同社の方針と共通するものである。
今後もESGを考慮した投資を通じて社会的責任を果たしていく。
<本債券の概要>
銘柄名 兵庫県令和7年度防災ボンド公募公債(年限10年、発行額100億円、発行日2025年7月23日)
資金使途
1.県土の強靭化、防災・減災対策の推進
・公共施設、インフラ施設の耐震化・老朽化対策
・無電柱化の推進
・漁港水門の整備
・農業用水等にかかるため池防災対策
2.災害対応力の強化
・次期防災情報システムの構築
・避難所生活環境の改善支援(トイレカーのモデル整備)
・次期消防防災ヘリの導入