JA共済連、共済掛金率変更および仕組改訂を実施
JA共済連は、市中金利動向等を考慮し、10月1日に生命総合共済の共済掛金率を市中金利等に応じて契約月ごとに設定する方法に変更する。また、令和5年10月1日に団体信用生命共済の仕組改訂を実施する。
●生命総合共済の共済掛金率の変更一時払終身共済(平28.10)、生存給付特則付一時払終身共済(平28.10)および一時払介護共済の予定利率について、現在は契約月によらず同一の率を適用しているところ、市中金利等に応じて契約月ごとに設定する方法に変更する。
これにより、足元の金利水準が継続する状況においては、組合員・利用者の皆さまに、これまでより低廉な共済掛金で保障の提供が可能となる。
<予定利率>
■対象共済種類・予定利率
・一時払終身共済(平28.10)
変更後:市中金利等に応じて契約月ごとに設定
現行:年0.3%
・生存給付特則付一時払
変更後:終身共済(平28.10)市中金利等に応じて契約月ごとに設定
現行:年0.3%
・一時払介護共済
変更後:市中金利等に応じて契約月ごとに設定
現行:年0.4%
●団体信用生命共済の仕組改訂
1.仕組改訂の趣旨および概要
近年、住宅価格の高騰等により住宅ローンの借入単価が増加傾向にあり、夫婦等での連帯債務による借入が増加している。このような状況を踏まえ、連帯債務で住宅ローンの借入を行う共働き世帯等における生活基盤の保護を図るため、連帯債務者のいずれか一方が万一の場合に債務残高と同額の共済金を支払う連生タイプの団体信用生命共済を導入する。
2.対象共済種類
団体信用生命共済
三大疾病保障特約付団体信用生命共済