損保ジャパン、ビッグモーター社による自動車保険金の不正請求への対応を発表
損保ジャパンは、ビッグモーター社(ビッグモーター、ビーエムホールディングス、ビーエムハナテンの3社をいう)が行った器物損壊や自動車保険金の不正請求は、同社のお客さまだけではなく、社会全体に大きな影響を与える事件であると極めて厳粛に受け止めており、ビッグモーター社との代理店委託契約の終了と民事上の損害賠償請求を行う準備に着手した。今後、加入されているお客さまの保護を最優先として、必要な手続きを進めていく。
また、損保ジャパンは、ビッグモーター社の不正請求に関する、過去の同社出向者の関与の有無や昨年の入庫紹介再開時の経緯等について、7月26日に設置した社外調査委員会により、全容を解明して公表する。不適切な行為が判明した場合には厳正に対処する。
なお、同社は、「不正請求がなければ、修理の際に自動車保険を使用しなかった」と考えるお客さまに対するノンフリート適用等級訂正等の手続きの案内や、「自分の修理代金が不正に高く請求されていなかったか確認したい」というお客さまの問い合わせへの対応を行う専門部署を8月1日に開設する。