新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

MS&ADホールディングス、コーポレートベンチャーキャピタルの投資枠を3億米ドルに拡大

MS&ADホールディングスは、今般、米国・シリコンバレーに本拠を置くグループ傘下のCVCである、MS&AD Ventures Inc.(以下、MS&ADベンチャーズ)に対し、新たに1億米ドル(約140億円)の投資枠を設定した。これにより、設立以来の累計投資枠は3億米ドル(約420億円)となった。
MS&ADベンチャーズは、2018年10月に日系保険会社初のCVCとして設立以来、世界の先端テクノロジーやビジネスモデルを先導する多くのスタートアップ企業に投資するとともに、スタートアップ企業との提携等により、同社グループにおけるDX基盤の強化や事業変革、新規ビジネスの創出を推進してきた。そうした中、投資先も順調に成長し、事業拡大に伴う追加投資ニーズが高まっていることから、投資枠の拡大を決定した。
MS&ADインシュアランスグループは、今後も同社による効果的な投資活動を通じて、社会課題の解決に取り組みながらステークホルダーへ新たな価値を提供し、持続的成長と企業価値向上を目指す。
※1米ドル=140円で換算
1.投資枠拡大の内容
(1)金額:100百万米ドル(約140億円)
※設立時からの累計投資枠は3億米ドル(約420億円)
(2)実行時期:2022年10月
2.CVCの概要
(1)名称:MS&AD Ventures Inc.
(2)所在地:米国・カリフォルニア州メンローパーク市
(3)株主:MS&ADインシュアランスグループホールディングス100%
(4)投資対象:同社グループとシナジーの発揮を狙えるスタートアップ企業
※インシュアテック、ライフ&ヘルス、サイバーセキュリティ、モビリティ領域などのアーリーステージ(創業後期から成長初期まで)を中心とした海外スタートアップ企業
(5)投資実績:83社(2022年11月末現在)
(6)WebSite:https://msad.vc/
3.背景と目的
MS&ADベンチャーズの投資先やシリコンバレーで発掘したスタートアップ企業とグループ各社との協業により、新商品・サービスの開発や保険引受の高度化、新規ビジネスの創出等の事例は着実に増加している。
同社グループが今後も社会との共通価値を創造(CSV)し続けるためには、最先端のテクノロジーやアイデアを持つパートナーと連携し、保険の提供価値を新たなステージへと進展させる必要があることから、投資枠の拡大を通じてCVCの活動を強化することとした。

関連記事(保険業界ニュース)

共済

こくみん共済coop〈全労済〉、「東京ソーシャルボンド」を取得

生保

エヌエヌ生命、社会貢献債(ソーシャルボンド)に投資

生保

日本生命、ユーロ建劣後特約付社債を発行

生保

住友生命、独立行政法人国際協力機構(JICA)発行「アフリカ・TICADボンド(サステナビリティボンド)」 へ投資

損保

MS&ADホールディングス、自己株式の取得状況を公表

損保

MS&ADホールディングス、豪州金融グループChallengerLimited社の株式売却完了

生保

太陽生命、株式会社クレディセゾンへのサステナビリティ・リンク・ローンを実施

生保

太陽生命、東急不動産ホールディングス株式会社へのサステナビリティ・リンク・ローンを実施

生保

かんぽ生命、KKR及びGlobal Atlantic運用の再保険ビークルへ20億米ドルを投資

損保

MS&ADホールディングス、有価証券売却益を計上