あいおいニッセイ同和損保、【業界初】新たな経済圏創出に向け、フォートナイトでの取組を開始
あいおいニッセイ同和損保は、全世界で 4 億人を超える登録ユーザーを保有する人気オンラインゲーム「フォートナイト」で、新たな経済圏の創出に先立ち、保険商品・サービス・顧客接点の構築に向けた仮想空間(以下、メタバース)の開発およびクリエイター支援活動を 2022 年 12 月から開始する。
1.背景
近年、メタバースはゲーム業界を中心に利用が拡がり、新たなコミュニケーション・経済活動を行う場として注目を集めており、米Bloomberg LP社によるとメタバースの市場規模は2024年には90兆円に成長すると言われている。
中でも、EpicGames社の運営する「フォートナイト」は、同社のUnrealEngine※1を基にした高品質なグラフィック・操作性・ゲームコンテンツにより、世界最大規模のプラットフォームとして全世界で4億人を超える登録ユーザーを抱えている。
また、「クリエイティブモード※2」と呼ばれる機能により、「フォートナイト」では企業・一般ユーザーが作成したゲームやメタバースを「フォートナイト」内で開発・提供することが可能である。
同社は、メタバースが経済活動の場として今後拡大する可能性を見据え、多くの方々がメタバースで安心・安全に活動できる環境の構築を目指して商品・サービスの研究開発を進めている。また、新たな顧客接点の構築のため、メタバースの活用方法について検討を行っている。
今般、メタバース上で発生するリスクに関するノウハウの蓄積およびユーザーとの接点構築を目指し、「フォートナイト」でメタバースを開発※3するとともに、クリエイター支援活動※3を開始した。
※1 UnrealEngine:世界で最も使用されているゲームエンジン(開発プラットフォーム)のひとつ
※2 クリエイティブモード:簡単なツールを使い、オリジナルのワールド・ゲームを作れるモード
※3 同プレスリリースに記載されているコンテンツおよび内容はEpicGamesによるスポンサー、支援、または運営されるものではない。
2.取組内容
(1)フォートナイト上で様々なゲームコンテンツを提供【2022年12月より順次リリース】
・新たな経済圏の創出に向けた取組の第一弾として、フォートナイトのプラットフォームを活かして、若い世代の方々に楽しく遊んで頂けるメタバース空間(ゲーム)を2022年12月より提供開始する。
・その後もサイバーセキュリティや防災等の社会課題をテーマとしたコンテンツを順次提供予定である。
(2)メタバースを作成するクリエイター支援活動【2022年12月より順次開始】
・昨今、メタバース関連市場の隆起に伴い、多くのクリエイターが活躍を始めており、メタバース市場の健全な発展に必要不可欠となるクリエイターの方々が安心して活動頂ける環境が必要不可欠と考え、クリエイターへの支援活動を開始する。
・既にクリエイターの方々を表彰する祭典※4への協賛活動を開始しており、本活動を皮切りに、クリエイターとのスポンサード契約等の支援を推進していく。
・また、こうしたクリエイターの方々が安心して活動していくために、疾病による収入減少等、様々なリスクを補償する保険商品の検討を進めており、安全・安心なメタバースの発展とクリエイターの方々の活躍に貢献していく。
※4「オープンハウスPresentsメタバースクリエイティブアワードfeaturing Fortnite」
3.今後の展開
メタバースを取り巻く環境は日々変化しており、今後のプラットフォームの進化に対応した、新たなお客さまとの接点や募集動線の構築や、商品・サービスの提供を進めることで、メタバースの利用者・クリエイター・プラットフォーマーといった様々なステークホルダーの方々が安心・安全に生活や事業活動ができる環境とし、同社が掲げる「CSV×DX(シーエスブイバイディーエックス)」を通じた社会への価値提供を進めていく。
また、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上保険株式会社でもメタバースに取り組んでおり、グループ全体で幅広くノウハウ蓄積を進めていく。